おじさんの戯言 猫付き

英語好き、猫好きのおじさんの戯言

「猫付き」の猫(チョラリはホテル嫌い)😸

本日は我が家の愛猫チョラリのお話。

 ペットを飼ってる皆さんは旅行中ペットをどうしていますか。チョラリが家族になってから間もない頃のこと。実家も含め親族で旅行に行くとになりました。気軽に市内のペットホテルに預けました。もちろん、普段食べている餌も添えて。二泊三日の旅でしたが、帰宅時間も遅いので三日目に迎えに行きました。ペットホテルといってもビジネスホテル並みに代金はとります。ただ、三日ぶりに会ったチョラリは何かおかしいのです。少しやつれた?やせた?目を合わせない?心なしかつれない?家に戻ってきて部屋に放しても少し元気がないのです。トイレに入って大便をしましたが、糞をいくつもお尻につけたまま歩いているのです。急いでティッシュでとってあげました。

 わかりました。チョラリは三日間ほとんど水も餌も食べていないのです。当然排便らしい排便もしていないのです。そういえば、係の人は「あまり食欲はないみたいですね」って言ってたっけ。きっと「ペットホテル」といっても他の犬猫も同じ部屋に置かれていたに違いありません。それでなくても環境に神経質な猫、内弁慶猫チョラリ...他の犬や猫の匂いや鳴き声が苦痛だったに違いありません。本当にかわいそうなことをしてしまった、と私もカミさんも少し離れたところをとぼとぼ歩く(と私たちには見えた)チョラリを見て涙が出そうでした。食欲のようやく戻り、排便の回数も増え、私たちに頭をこすりつけるようになったのは半日以上も経ってのことでした。

 それからです。宿泊の旅行を控えるようになったのは。親しい親戚が直接面倒を見てくれない限り宿泊はしなくなりました。チョラリは小さい子供と同じなのです。小さな幼子を置いては出かけられませんよね。私たちのチョラリの保護者として自覚が足りなかったのです。いまだに、あの時はかわいそうなことをしたね、と話をします。

 そんなチョラリ、カミさんには強くでます。同じ猫(またはそれ以下)と思っているのか、そのふりをして遊んでいるのか、イカ耳のまま背中を丸め、キョンシーのように飛びながら威嚇することもしばしば。カミさんはあの時の元気のなりチョラリより「イカ耳チョラリ」の方がよっぽど安心と猫パンチを浴びながら遊んでいます。

 チョラリは二度と「ペットホテル」には行きません。行かせません。

 今日もチョラリは元気です。

新聞を読ませまいとするチョラリ

真剣な眼差しでエサを欲しがるチョラリ

股で和むチョラリ