今日は、世の中に広がる詐欺のお話。
ブログ題の言葉を目にした人も多いと思います。「オレオレ詐欺」が流行り始めたころに出た標語です。以前の「消防署の方から来ました~」と言いながら高額な消火器を売りつけるパターンは、さらに古い今や古典ともいえる詐欺です。引っ掛かる人はよほど素直な人です。最近では、NHKで地方ネットワーク(関東)夕方流す『私(たち)はだまされない』コーナーで紹介されている通り、複雑、かつ巧妙です。また、インターネットを介したフィッシング詐欺やハッキング(これは窃盗?)など、楽して金を稼ぎたい人は「いたちごっこ」のように新たな方法を考えてきます。詐欺なんてかからないよ..と思っているかもしれませんが、身近に危険は存在します。
私が、定年退職後、実際引っ掛かりそうになった実例を挙げておきますね。
・インターネットサーフィンをの際の「このPCはウィルスに感染しました、至急下の連絡先に連絡を」のヤツです。エッチ系のサイトならともかくフェルメールの絵画を「ポチッ」とやった時ですよ。大音響が鳴るのでビックリしますね。特に予期しない場合はなおさらです。[Alt]+[Ctrl]+[Delete]を同時に押してタスクマネージャー画面にして強制終了してことなきを得ました。
・偽ネットショッピング 欲しかったものが小売り希望価格の半額以下であったら、注意とよく言われます。念のため、入金直前に住所をグーグルマップで確認したところ、埠頭、海の上でした。会社の住所も確認を忘れずに。用心、用心。
・カードの悪用 カード会社がハッキングにあった関係で悪用されました。ただ、カード会社からの問い合わせメールが入り、支払いはストップしてあるとのことで事なきを得ました。ただ、その「問い合わせ」が問題で、現在何を信じていいかわからない状態のなので、電話番号を検索したり、Web検索で同様のカードの「問い合わせ」メールで相談が寄せられていないかを調べ、実際に「問い合わせ先」に連絡したのは大分あとになりました。
AUメールなどの通信会社のメールにも、Amazon、メルカリ、労働金庫...様々な偽メールが届きます。ですから、何かインターネットを通して行動を起こすときに登録するメールアドレスは一定のものに決めています。それ以外のメールは無視、そのくらいにしないと自分は守れません。電話も現在、自衛のために登録電話番号以外は出ません。留守番電話で確認してから折り返し電話をすることにしています。
詐欺以外でも、犯罪が増えています。やっかいな世の中になりました。昔は「空き巣」とはよく耳にしましたが、最近では押し込み強盗...江戸時代じゃないんだから。その手先に『闇バイト』で募集。さらにビックリしたのが、『闇バイト』のリクルートは私を含め「高齢者」も含み始めているとか。「楽で、高額収入」に注意です。悲しいことですが、年配者にはそんな仕事は絶対ありません。『転職サイトビ〇・リーチ』なんてのは、若い人向き、特殊技能をもった「年配」用です。ふつ~の年配者は、「交通整理」「介護」「ビル管理人」「作業現場」...のイメージの職種のみです。小金を稼ぎたいなんて思ってる「年配者」ご注意を。
昼間、玄関のカギを掛けない日常はもうもどってこないのでしょうか?「詐欺」に「強盗」、特に私を含め「高齢者」は注意しましょう。