おじさんの戯言 猫付き

英語好き、猫好きのおじさんの戯言

『影の内閣』なぜ作らない?📣

今日は国内の政治の話。

 平成6年は能登半島沖地震、航空機事故で始まった年ですが、国内政治にも激震が走りました。久しぶりの少数与党内閣の誕生です。あまりにも、国民を甘く見ていた結果だと思います。度重なる失態を重ねても選挙に勝つ...確かに「反対と批判」を繰り返す野党も頼りない...しかも民主党政権の時の「悪夢の10年」を繰り返し持ち出されては「う~ん」と消去法で自民党...でも今回は無理でした。

 でもいくら何でも自民党は節操がなさ過ぎました。いまだに政治資金の裏金問題に関してはウヤムヤのままです。故安倍首相が不正なことはやめようと提案したのにも関わらず継続した...だれが継続を主張したのかわからないはずないではありませんか。もめた事項ほど、誰が賛成、反対か明確に覚えているものです。一般社会を見れば明白です。議事録もとらない会議なんて大人の社会には存在しません。最近では、その「けじめ」として寄付?もうめちゃくちゃです。また領収書のいらない月100万の旧文通費?国会議員は自分で法律を作っているからやりたい放題?下々の公務員は1円の会計の齟齬があっても許されませんし、領収書を失くしたら自腹を切るか、処分です。さらに、増税

 結果として、自民党少数与党に... その結果国民民主党による「103万円の壁」問題も検討せざるをえなくなった、野党の連合による教育無償化問題も先が見えてきました。自民党が少数野党になったお陰(?)です。

 ただ、残念なのが、野党に最後の詰めとなる最後の矢が用意できていないことです。国民民主党の提起する「103万の壁」について財務省を中心に財源不足を理由に満額回答されない...それも一番痛いところ「地方財政に負担が行くぞ」つまり、「国民の生活レベルに影響がいってもいいのか」と押し返されてしまうのです。国民民主党は、政党ですから当然財源まで考えて主張しているはず...さっと、「ここをこうしてあそこはこうすれば可能だ」と具体案が出てこなくてはいけない...のが出てこない。日本の野党の限界はここです。だから、文句ばかり言っている野党と言われるのです。最終的には、どこで妥協するかの問題になってしまう。これがきっかけで、国民も真剣にこの問題に向き合ったことは良いことです。ただ、政治家はその先一歩行かないといけないのではないでしょうか。だから「先生」なのです。

 英国の政治がベストとはいいませんが、労働党と保守党はどちらが野党になっても影の内閣(Shadow Cabinet)』を作ります。いつ政権が変わっても運営ができるようにです。なぜ日本ではないのでしょうか。ないから民主党の「悪夢の10年」になるのです。もし、今年の参議院選挙でも自民党が大敗し、政権自体が変わるチャンスが巡ってきても、また同じことの繰り返しです。立憲民主党の野田代表が「政権交代こそ最大の政治改革だ」と言っています。至言ですが、どんな政権になるのかが青写真が不明確のままでは国民は不安で納得できません。いつのことだったでしょうか...社会党だったかな...『影の内閣』をつくるって言っていたような...やっとできるかと思っていましたが、いつの間にかウヤムヤになり消えました。

 もうそろそろ、本腰を入れて『先生』方に頑張ってもらいたいと思います。政権交代を真剣に考えるのであれば、まずは『影の内閣』の組閣と財政基盤のしっかりとした政策綱領です。