おじさんの戯言 猫付き

英語好き、猫好きのおじさんの戯言

目の前にいる人とLine?

本日は、高齢者が驚く現象のお話。

 いつも話題にしますが、現在スマホの使用、SNSの利用は日常のツールとしてマストの時代となっています。私のような高齢者でさえ「使えないと損をする」から、四苦八苦しながら操作をします。高齢者向け(?)の各キャリアのスマホ相談室(実は巧妙に自分のところの契約に囲いもうとしているわけですが)が各商店街に一つや二つはあるのではないでしょうか。

 通信手段は変わりました。特に電話。昔の話をするのは老人になった証だと言われてしまいますが、お許しください。私が高校生(約半世紀前!)だったころは電話が設置されている家庭は半分あればよい時代でした。なにしろ、少し前は親の実家で不幸があったりすると、近所の家に電話がかかってくるか、電報が届く時代でしたから。小学校の遠足が雨で中止になるか、ならないかなんて、近所の酒屋さんの前に赤・白の旗を立てて知らせた時代でした。戦国時代の「のろし」と同じですね。それが半世紀でこんな状態になるなんて...

 しかもその昔の電話、ダイヤルを回すヤツ。「0」を回して一周する間にどこまでダイヤルしているか忘れたりするんですね。スマホのように「ピ・ポ・パ」(これ自体が古い?)のプッシュホン、ワンプッシュわけではありません。もちろん、メールやSNSの類は皆無。

 それが、携帯電話→スマホSNS/インターネット)への進化に伴い実質世界が狭くなり、外国にいてもまるで隣の家で話しているように会話ができます。音声のズレもほぼありません。ましてや、「通話無料」「かけホーダイ」なんてプランに入ると、掛けなきゃ損と言わんばかりに、いつでも、どこでもスマホ通話をするようになります。常に話すか、(メールを)打つか、アプリを使うか、以前テレビドラマで待ち合わせ場所のすれ違いによってはらはらするんなラブロマンスも現在存在しません。 

 ここまでの進歩だけでも「高齢者」が驚く現象といっても違和感はないと思います。が、スマホ利用でさらにビックリしたことがあります。よく喫茶店カップルが何も話さず、黙々とスマホをお互いに気にせずいじっているのはあります。それはそれで、昭和世代の高齢者にとって異常にみえますが、先日こんな話を聞きました。今のスマホ世代は、直接話ができる場合でもスマホSNSを使うというのです。もちろん、会社内で場所が離れていたり、家の中でも声を出して叫ぶよりLineで...というのは私でもします。先日の体育祭では職員間の連絡をチャットでしておりました。確かに、「インカム」よりも範囲は広く、機器も限りがありません。便利。ただ、驚いたのは目の前にいる仲間にでさえ、Lineを送るというのです。目の前ですよ?話を盛っているだろ?と笑い話で流そうとすると、そばにいた知り合いがそれは「あるある」だと相づちをうつのでひっくり返ってしまいました。スマホの画面を見ているうちに、目の前が相手が見えなくるのでしょうか。そういえば、私も授業で使用するファイルを善意で他の教員も使う共有フォルダに写し、2メートル先の同僚にその旨を伝えました。すると、共有のチャットに「ありがとう」と入っているのです。なんだろうな...と思っていましたが、これだったんです。顔の見える位置にいても、SNSで意志を伝えあうっていうのは。また、その話題の際、それじゃあこれ知ってる?って言われたのは、今の若者は電話をとるのを特に嫌がるそうで、極力出ないようにする...傾向にあるとのこと。一体どんな世の中になってしまったんでしょう?

 皆さんの周りにいる若者を観察してみてください。きっと、新人類を通り越した宇宙人のような若者がいるはずです。でも、彼らは彼らできっとこのブログを見て、「お~っ、こんな化石みたいな世代がまだいたんだ」なんて、Lineで「話合っている」かもしれませんが(笑)