おじさんの戯言 猫付き

英語好き、猫好きのおじさんの戯言

「インバウンド」熱烈歓迎?👜

本日は「インバウンド客」についてのお話。

(一部画像が見にくかったので貼りなおしました)

 現在インバウンド客の数の推移は次の通りです。

 将来的には6000万人を目指すと政府は言ってます。それを聞いてどうですか?ジャンジャン呼び込んでくればいい...と手放しに喜べる人は現在どのくらいいるでしょうか。

 以前(大昔)、英語の教材で1000万突破を目標に...なんて記事がありましたが、現状はすごいことになっていたんですね。まさに資源の少ない日本の「観光立国」の誕生だと思います。実は、2003年、当時総理大臣小泉純一郎氏が施政方針演説で訪日外国人旅行者(いわゆるインバウンド)を1000万にして観光立国を目指すことを発表し、国土交通大臣が本部長となり開始した「ビジット・ジャパン・キャンペーン」が起点となっています。

  それが、いまや目標6000万人ですから。ただ、インバウンドの急激な伸長に「歪み」が出てきてるような気がします。増やしてみたら出てきた問題もたくさんあります。電車の中で、大騒ぎする外国人、アニメの聖地の写真を撮るために指示に従わない外国人、人間よりも嵩張るトランクに占領される観光地のバス、あの有名な「富士山ローソン」、新幹線の予約のトランク置き場にかってに荷物を置く...正直、傍若無人に振る舞う外国人に対してさすがに嫌気がさしている日本人も増えてきたのではないでしょうか。外国人が大浴場を使ったあとの酷さにうんざりすることもあります。シャワーのカランは放置、びしょびしょのまま脱衣場に入ってきてしまう。日本人にも非常識な人もいますが、外国人のそれが目立ちます。

 理由はいくつかあると思います。円安で今まで「高嶺の花」であった日本旅行が相対的に安くなった。何しろ、アメリカではハンバーガー食べて3000円だの5000円だの言っている物価ですから。以前私たちが東南アジアに行ってあまりの物価の安さにビックリしたのと同じです。それが日本で味わえるのだから観光客が押し寄せるのも当然です。ただ、増えると相対的に外国人の姿が増え、赤信号みんなで渡れば怖くないの気持ちのゆるみが当然出てきます。以前は、「日本はこういう国だから行儀よくしなくっちゃ」みたいな部分が少なからずあったと思います。だって上記の行動が自国でさえ許されているはずがないんです。わかってやっているんです。甘えているんです。逆に言えば、なめられているんです。この記事を書いている最中に北海道の札幌で公園の階段部分でスキーをしている外国人の記事が出ました。

 この記事では、その後取材をすると無言で去っていったようです。彼らは知っているのです。自分たちの行動が非常識であることを。最大の原因はここにあるのです。「知らない」ふりをしているんです。
 日本人は基本的には「お人よし」ですから、外国人が日本の文化に興味を持ち自分の街に興味を持ってくれることは喜ばしいことだと思っていると考えます。ただ、自分たちの生活に不便を感じるようでは、政府が掲げる「持続可能な観光」にはつながりません。

 だからといって、このまま放置していてはよくありません。仕切り直して、改めて「日本とはどういう国」なのか、「日本でのマナー(習慣)はどのようなものなのか」周知する必要があるのではないでしょうか。国土交通省観光庁が中心になってキャンペーンを張るなり、海外から日本へ来る航空機内でパンフレットを配布するなり...一番効果的なのはSNSでその手の情報を流すのがいいのではないでしょうか。来日する外国人の中には日本人が苦々しく思っている行動に同じような気持ちを抱いている人も多いといると思います。その人たちに協力してもらってもいいではないですか。

 また、全国の旅館・ホテル組合(?)のような団体でも、共通のパンフレットを各所用意してチェックインで渡すというのも異文化理解の助けになるのではないかと考えます。日本へ旅行すると、必ず渡されるパンフがある...それだけでも抑止力(?)になります。

 少なくても、日本で旅行する際にはこういったことに注意して楽しんでもらいたいと告知しておけば、日本国内での摩擦は少なくなると思います。知らんぷりできなくなる...そうすれば、今話題になっている『外国人お断り』のようなお店も数が減るのでは?

 あとは、国内における日本人の対応も首をかしげることがあります。観光各地にみられる『インバウンド価格』なんとかならないですかね。大阪の○○市場、東京の千〇〇〇、行ってみればわかります。観光地価格のさらに倍ですよ!鎌倉あたりの観光スポットで売られているものの倍ですよ!儲かればいい...では戦後の闇市です。日本人の心意気、誠実さを期待したいです。

 今のままでは「持続可能な観光」とはなりません。みんなで世界にアピールしましょう。「美しい日本」を!また、リピーターになってもらうためにも。