おじさんの戯言 猫付き

英語好き、猫好きのおじさんの戯言

60代からするべき勉強は?✍

本日は、昔は言われた「50の手習い」のお話。

 今は、老人は若いです。50歳は働き盛り。勉強どころではないと思います。ですから今日は「60の手習い」についてお話します。

 私は、元教師(現在非常勤講師、科目は英語)ですから、一般の社会人より普段から机に向かって学生のように勉強することは特に珍しいことではありません。定年後、「英語」以外で何か教養をつけたいな...と考えておりました。絵も好きなので、世界の有名な絵画も見てみたい...ゆっくりとクラッシック音楽も聴いてみたい...あと、哲学も面白そう、宗教もあんなに夢中になる秘密を探ってみたい...とにかく、いろいろと手を出してみました。理科系は苦手なので文系に偏っていますが。皆さんの中にも、現役バリバリの一線から退いた。改めて、教養をつけようかな...なんて思っている人はいませんか。今日は、効率のよ勉強の順序をお話したいと思います。

 本腰を入れて教養を磨きたいのであれば、ずばり「世界史」です。私の経験をお話します。

 世界中の絵画を鑑賞したいからといって世界旅行をする暇もお金もない...高い絵画集を購入し説明を読みながら「鑑賞」しましたがピンとこない。音楽も、宗教も、哲学も同様です。心に響かないのです。期待したほどには...もっとワクワク、ドキドキするかと思ったら...どうなんだろう...素晴らしいと言われればそう思うけれど、心底そう思っているか...と問われれば???。元々センスのある人間ではないのでそれほど感動するとは期待はしておりませんでしたが、あまりにも尻つぼみ。

 原因を考えてみました。実は、すべての学問(の類)は歴史があって生まれ、進化したものなのです。そのバックボーンも把握しないで、その時生まれたものを心から理解することは不可能なのです。響かないのです。歴史的背景がわかって初めて真価が理解できるのです。もちろん、美術や音楽を歴史的背景を考慮しながら解説している書物もあります。

 ただ、焦点はやはり「音楽」「美術」に焦点を合わせているので、偏りがでます。すべての教養を「串刺し」にできる「歴史」と考えるとしっかりと「世界史」を学び直した方が良いと思います。

 そんなわけで、「世界史」の勉強を始めることになったのですが、大学受験以来「世界史」から遠ざかっていたのでどの参考書を読んでも「帯に短し、襷に長し」で納得できない...そんな私でもお薦めなのが次の2冊です。左側は入門書として数時間で読めるもの、右側は大学受験でも使えるもの。右側の参考書はいまだに繰り返し勉強しています。地球は一つで「風が吹けば桶屋は儲かる」なのね...が手に取るように理解できます。一読あれ。

 また、右側の参考書の著者、茂木誠氏はyou-tuberでも有名で、私もファンです。特に、ユダヤ人の歴史やウクライナとロシアの関係、中東問題、聖書についてなど、今までにない視点と切り口で「現代」の理解に役立ちます。

 いつの間にか、書棚には「世界史」関連の本が並ぶようになりました。当初の芸術分野だけでなく、中国の「史記」や「三国志」にまで興味は広がり続けています。

 みなさんも、「知的探検」の旅へ出かけてみませんか?案外と安価に雄大な旅を経験できると思います。