本日は、デジタルネタ、「ChatGPT」のお話。
以前にもAIの技術は驚異的だというお話を投稿しました。
昨日寝る前にスマホをいじりながら、役所でも「ChatGPT」を利用しているとの記事を目にし、そういえば私のスマホにもインストールしてあったなぁ...と何の気なしに開いていじっておりました。英語の教師だから、英語の作問なんてお願いできたりして...と冗談半分に打ったところ、たちまち作問をしてくれます。あまりのビックリに寝床から起き上がり、真剣に操作を始めました。
思いつくままにリクエストをし、それでは「これでは」というようにリクエストのレベルを上げていきました。その結果が以下です。
〇「大学受験に必要な文法知識の問題100題」
分野別に配分を考慮し、100題出来上がってきました。さらにどんなファイルかも(PDF,Wordなど)指示できます。今回は単純な空所補充の問題として作問されていますが、指示すればその形式での出題が可能です。ビックリしたのが、それなりのポイントを押さえていることです。
〇「分詞が使われている100語の英文」
内容的にそんなに面白みのある英文ではありませんでしたが、分詞の前置修飾、後置修飾、補語として使われる分詞、分詞構文に至るまで、その使用頻度順まで加味した英文が出てきました。即、確認テストに使えます。
〇「分詞構文の書き換え10題」「時制の問題10題」
出版社から付属で出ているソフトによる出題だと、機械的にセレクトされて出てくるので、内容に偏りが出てしまい何回も作り直しの指示を出すことも少なくありませんが、バランスよく出題されています。
〇「英語五文型の練習問題10題」
なんの指示もせずに、上記のリクエストをしたところ単純にS+V/S+V+C...要素が1つの出題でしたが、その後に「修飾語句等がついた長めの英文での出題」とのリクエストを付け加えたところ、「もう少し自然で高度な英文での出題とのことですね」と返事があり、即座に進学校向けの問題が出題されました。
〇「環境問題に関する600語程度の不定詞がポイントなる長文読解の問題の作成」
「環境問題」のどのアングルからの英文かをまず聞かれ、「地球温暖化」を指定。内容把握、T or F問題、不足部挿入などの問題がさっと作成され、さらに「文法問題の作成」をリクエストすると即座に対応、「指示の英文を日本語に」も即座に対応。
ここまでは、「優秀」と思われます。
〇「横浜国立大学 予想入試問題」
内容・形式など合わせて出題されますが、やはりもう少し教員の手が必要かな...
ここまでのリクエストになると「良」くらいかと思います。
当然ですが、最後は我々人間のチェックは必要です。詐欺まがいのネットショッピングの説明に出てくるような日本語の言い間違いはないにしてもやはり限界があります。「ChatGPT」の最大の欠点は『しったか(ぶり)』をしてしまうことのような気がします。「できません」「知りません」とは言いません。必ず『解(回)答』を出します。それが「こじつけ」で明らかに嘘であっても返答するのです。"Wikipedia"という百科事典のサイトがありますが、基本的は大学での論文での引用は認められていません。ファクトチェックや理論の確認の責任の所在が不明確だからです。その意味では、「ChatGTP」も同様です。たとえば、近所の地名の由来についてリクエストすると明らかに間違った由来をもっともらしく『解(回)答』します。"Wikipedia"の執筆者の方が、マニアックな人が多いのでもしかしたら間違いは少ないかもしれません。要するに、まだ万能ではないということです。
ただ、利用の仕方によっては「便利ツール」の一つになるのではないかと感じます。何もアイデアが浮かばなくて呆然としたとき、あらあらの原稿を用意したいとき...AIに使われることないように注意したいものです。
今朝、ラジオで大学入試に合格した学生が「ChatGPT」にお祝いのことばをリクエストしたところ、ワーッと表示されたと、放送されていました。そんな時代なんですね。
もし、お読みになっているのが教員の方なら、それぞれの教科で試してみてもおもしろいのでは。
