
「コメを買ったことがない...売るほどコメがある」といって更迭された江藤拓氏の後任として抜擢された小泉進次郎...名前を聞くと思わずニヤっとしてしまう珍しい政治家です。なぜか「ポエマー(和製英語です。英語ではpoet)」とか、「セクシー」とか、「進次郎構文」とか、「ビニール袋」とか、そんな言葉が出てきます。「さわやかさはあるけれど中身がない」なんて揶揄される小泉進次郎氏ですが、人柄なんでしょうか...憎めない...嫌味がない...なぜか「ほっこり」した気分になるのは私だけでしょうか?「再生の道」の石丸信二氏の対極にいるような政治家です。ただ、お父さんの小泉純一郎氏ゆずりの簡潔な表現方法で、畳みかけるように訴える...うまいです。農水大臣就任の挨拶でストレートに「米、とにかく米に尽きる」は全国民の気持ちを代弁したように心に刺さるのではないでしょうか。「コメを買ったことがない...売るほどコメがある」といって更迭された大臣のあとならなおさらです。そして、就任で一夜明けたら、備蓄米について「入札→随意契約」「備蓄米の無制限放出」といったことが出てくる。さらに、石破首相は「米は5kg3,000円台にする」...何か期待できそう...一晩でできるならなぜ江藤拓氏の時やらなかった?とは思いますが、それは横においといて期待しましょう。
私が今回の「令和の米騒動」でどうしても理解ができないことがあります。色々なメディアを見聞きして情報を探しているのですがどうしてもすっきりしない点です。
① 米はどこに行ったのか?
昨年からの収穫米はどこに行ったのでしょう。備蓄米を放出しなくても十分な収穫はあったはずです。外食産業などが、米不足を懸念して買占めに走ったのでしょうか。消えるはずはないんです。流通経路をたどればわかるはずです。原因がわからなければ対処はできません。今からでも遅くはありません。流通経路をたどりましょう。
② 備蓄米の放出はなぜ入札?
備蓄米の入札価格自体が高いので現在の販売価格も高止まりするのも当然です。足りないっていっているのに「入札」方式にするって何なのよ...当然一番高値をつけたところしか落とせない...当然JAになるはずです。でも結局、備蓄米で設けたのは国です。そしてほぼすべての備蓄米を抱えたJAが出し惜しみ...こうなることはわかっていたはずです。それを敢えてそうしたのは「農水官僚」とJAとの関係?まさか、あまりの見え見えの関係でそんなことはないと信じたいのですが。
③ 国民のいきなりのお米好き?
基本自由経済ですから、「需要と供給」によってモノの価格は決定します。今まで、「日本人の米離れ」が叫ばれてきましたが、なぜ突然「米は日本人の魂」みたいな流れになったのでしょう。そんなに皆米が好きでしたっけ?人は「足りない」「少ない」というと欲しがります。サンマが不漁、キャベツが不作、レタスが不作、小麦の不足、そうすると急に人気が出て価格が急騰するんです。まさに「需要と供給」です。キャベツは現在高かった時期の1/2の価格までさがりました。一番の自衛は「とれなければ、他のものを食べていればいい」んです。そうすれば価格は下がります。なぜ、それができないのか...私たち消費者の自重も必要なのではないでしょうか。そういった消費者心理を狙って「転売ヤー」が出現するんです。最近では羽田空港の「予約駐車」、大阪万博の各国パビリオンの入場券、ゲーム機器の販売...すべて「転売ヤー」の対象です。お米も対象になっているのでは..不安を感じます。私たち消費者も落ち着いて行動することが必要です。
今回の農水大臣の更迭は野党側の「内閣不信任案」の提出と可決の可能性、それから派生する衆議院解散の危機を考慮して、「農水大臣の失言のけじめ」と「政府の支持率の浮揚」の「一石二鳥」を狙っての小泉進次郎氏の就任、といった声も聞こえます。ただ、「ほっこりはん」の登場で、減反政策、JA全農改革を含め、日本の農業政策が「何か変わるかもしれない」という期待感は高まったことは確かです。2016年の「農協改革」での対立の再戦なるか...が注目されるところです。ただ、前回と違うことは今回は「令和の米騒動」に端を発しています。国民がバックにいるということです。お父さんの小泉純一郎氏の「郵政改革」の時の構図とかぶって見えます。石破首相は、参院選を見越して(本気で「農協改革」なんて望んでいない)稀代の「ほっこりはん」小泉進次郎氏を起用したとは思いますが、もしかしたら、もしかするかも...
みんなで見守りましょう😉