おじさんの戯言 猫付き

英語好き、猫好きのおじさんの戯言

60代からの「一人旅」 会津一泊二日の旅①《飯盛山・武家屋敷》🚂

本日は、いつもの「一人旅」会津方面への一泊二日の旅のお話。その1日目。

 今回は会津藩の歴史をたどる一泊二日の旅のレポートです。私は「会津藩押し」の1人です。『勝てば官軍負ければ賊軍』と言われる戊辰戦争の中で、会津藩はよく最後まで頑張った...と思います。もちろん、その後の歴史を見た場合、どちらが勝利することが正解だったのか微妙ですが、少なくても『勝てば官軍負ければ賊軍』の言い回しでもわかるように、京都守護職につき徳川幕府を柱にした現政府に忠誠を誓い、(薩長主体のクーデタ)明治政府に最後まで抵抗した会津藩側が藩としての「筋を通した」ことになるのではないかと思います。とっくに幕府の徳川慶喜は「白旗」をあげて謹慎に入ってしまっているわけですが...だからこそ、その筋を最後まで通したことが哀しくも天晴と思えるのです。さらに、その中で起こった白虎隊の悲劇...私の世代はこういった講談、浪花節の世界に弱いのです。一時は、東北諸藩、奥羽越列藩同盟は政府軍に「会津・庄内」の両藩の「朝敵赦免」を願い出て恭順の意を示します。「正当な理由」にもかかわらず薩摩・長州を中心とした新政府軍は聞く耳を持たず東北地方に攻め入ります。最初から新政府の不安の種を根絶やしするためにとにかく力で制圧するつもりだったのです。何か、イスラエル軍ハマスがほぼ降参しているにも関わらず、とにかくガザ地区全土を掌握し、できれば西岸地区からもパレスチナ人を追い出す...のとイメージがかぶります。飛躍のし過ぎ?

 ごめんなさい。レポートから大分はずれました。日程は次の通りです。本日は一日目のレポート。

一日目

 会津若松 (会津藩の足跡巡り)

 『飯盛山』(白虎隊自刃の地)(60分) 『さざえ堂』(90分) 『武家屋敷』(30分)

         裏磐梯レイクリゾート 五色の森  (1泊2食 20,447円)

※ 『五色沼』ほとりに立つリゾートホテルです。別記事でレポ―トします。

※ 今回の会津若松ソウルフードは「ソースかつ丼」と「会津ラーメン」別記事でレポートします。

二日目

 五色沼散策

 会津若松 (鶴ヶ城

一日目

 東京発7:40の「やまびこ125号」で郡山経由、会津若松着10:31着です。

早速、まちなか周遊バス あかべぇ(温泉経由)で『飯盛山』に向かいます。

(下の画像は逆回りのハイカラさんバス)

飯盛山に到着後、今回の早めの昼食、一つ目のソウルフードソースかつ丼」を。

飯盛山のバス停から徒歩5分の「さらしな」さんで昼食。

飯盛山

飯盛山に行きます。昔と違って、階段の脇に『動く歩道 スロープコンベア(250円)』が設置されています。

飯盛山 分店のHPより)

  そこから少し上がると、「白虎隊十九士」の墓と自刃の地があります。まだ、青年になり切っていない少年ともいえる若者が「鶴ヶ城」の炎上をみて自刃するわけですが...あまりにも哀しいです。

※白虎隊とは会津藩が組織した、武家男子を集めた部隊であり、年齢によって名前が付けられています。「白虎隊」は16~17歳に少年によって編成され、。中国の伝説の神獣「白虎」に由来します。他に玄武隊、朱雀隊、青龍隊、幼少隊などがあります。

会津藩の敗色が濃くなる中での飯盛山での自刃で知られていますが、戦死や自刃をしなかった隊士約290人は明治維新後を生きたとされています。

「白虎隊自刃の地」

(自刃の地から炎上する鶴ヶ城を見たと言われています。望遠で撮ってみました)

「白虎隊の墓」

そこから丘を下った途中に「さざえ堂」があります。

(上方からの「さざえ堂」と「さざえ堂」一番上)

※寛政8年(1796)に建立された、高さ16.5m、六角三層のお堂です。正式名称は「円通三匝堂(えんつうさんそうどう)」。西国三十三観音像が安置され、参拝者はこのお堂をお参りすることで三十三観音参りができるとのこと。上りと下りが全く別の通路になっていてその形状から「さざえ堂」と呼ばれ平成8年に国重要文化財に指定されました。

「戸の口堰洞穴」

さらに階段を下ると、戸の口堰洞穴があり、「白虎隊」が戦いに敗れ飯盛山にたどり着き隠れた洞穴とされています。結構の水の流れです。

「滝沢本陣」

さらに下ると、会津藩参勤交代の際に休息所として使われた「滝沢本陣」になります。松平容保が白虎隊に出陣の命を下した場所でもあります。

武家屋敷》

ここから、周遊バス あかべぇで『武家屋敷』に向かいます。会津藩家老西郷頼母邸が復元されていて、とにかく広いです。

武家屋敷HPより)

(表門)

(表玄関)

(西郷一族自刃の間)(その再現図、家老の妻は死にきれず、官軍に介錯を依頼)

また展示物も充実しています。西郷頼母の一族が自刃した部屋や、その展示など涙を誘います。また、土産物屋やレストランなどの充実しており、時間をかけてゆっくり巡るとその雰囲気を味わうことができます。

(旧中畑陣屋、精米工場)

一日目の観光ははここまでで、会津若松駅から猪苗代駅、ホテルの送迎バスで、『裏磐梯レイクリゾート』へ向かいます。車窓からは磐梯山も見えますが、どうしても頂上に雲が..

 30分ほどでホテルに到着..本館の『裏磐梯レイクリゾート 五色の森』と別館の『猫魔離宮』が隣接しています。桧原湖のほとりに立つ大規模リゾートホテルです。五色沼自然探勝路の入口からも徒歩3分...一人宿泊、ダブルルーム、1泊2食 20,447円...付属施設や温泉施設も最高です。ここでゆっくり過ごし、自然探求のアクティビティを堪能できるはずです。2食とも、バイキングでしたが、こちらは「普通」でした。少し残念。詳細は、『宿泊編』で。

2日目は、朝の「五色沼散策」と会津若松の「鶴ヶ城」見学となります。

次回の投稿も是非見てください😉