本日は、先日の会津若松への「一人旅」で食したソウルフードのレポートです。
〇 ソースかつ丼
会津の人間が「カツ丼」と聞くと、ほかほかごはんの上にサクサクキャベツを敷き、揚げたてカツをオリジナルソースで絡めた『ソースカツ丼』を頭に浮かべて、おなかをぐーっと鳴らすはずです。
では、なぜ会津のソースカツ丼はソースカツ丼なのでしょうか?諸説を紹介しましょう!1 大正起源説
大正、カフェ全盛時代。洋食のコックさんが手軽に作れる賄ということで、残った肉片を当時人気のカツレット(今のカツレツ)にし、鰻の蒲焼きからヒントを得て、甘めのソースで絡めて、食べやすいようにさっと丼に盛ったのが始まりだったとか。2 昭和(戦前)起源説
市内の食堂の店主が新たな味を求めて、東京から洋食のコックを招き、試行錯誤の末ソースカツ丼を生み出し広めていったとか。3 昭和(戦後)起源説
戦後間もない物資が不足していた頃、手軽に食べれる庶民のごちそうを作ろうと考えていた市内の食堂の店主が、東京においしいものを求めて旅に出て、出会ったソースカツ丼をアレンジして、オリジナルソースで煮込んだカツ丼に仕上げたのが始まりとか。諸説はいろいろあるものの、お客様においしいものをお腹いっぱい食べて頂きたい!!というガンコな会津の料理人の心は、昔も今も変わらずに、この地に脈々と息づいています。
起源は最終的には確定していないようですが、とにかく挑戦。
今回は、「飯盛山」から徒歩5分ほどのところにある「さらしな」さんでいただきました。

お店はどこの街でも見かけるような「町中華」という趣の店。中に入ってもそのまま。


お店によると、人気では①もやしラーメン ②ソースかつ丼 ③カツカレーだそうですが、初志貫徹「ソースかつ丼」を注文。
コレステロール値が高いので、「とんかつ」は禁断のメニューですが、今回は特別ね。
10分弱で着丼。

衣が薄く、サクサク感がたまりません。ほどよい肉の甘味、goodです。朝11:00ですが、当然「旅の楽しみ」ビール付🍺です。おしんこもついてきます。


事前調査で「半ラーメン」もあるとのことでしたが、今回はまだ旅の最初..断念。
他にも魅力的なメニューが目白押しでしたが、次回ということで。

〇 会津山塩ラーメン
「魅力リサーチ ふくしま」HPより
福島でラーメンと言えば、日本三大ラーメンにも数えられる喜多方ラーメンを思い浮かべる方も多いでしょう。しかし、福島には他にもたくさんのご当地ラーメンがあります。その中のひとつ、「会津山塩ラーメン」をご紹介します。
会津山塩とは、大塩裏磐梯温泉の温泉水を煮詰めて作られたミネラル豊富な希少な塩のこと。海水を直に結晶化してつくられる海塩と比べると、角がなく柔らかで、甘みを感じられます。その生成法により山塩はわずかしか採れないため、山塩ラーメンを提供できるのは、会津山塩企業組合から「認定」を受けた限られた店舗のみです。そんな山塩ラーメンの特徴はスープにあります。金色に透き通っていて口当たりがやさしく、とてもまろやか。見た目はあっさりしていますが、しっかりとした山塩の旨味と甘みが口に広がっていきます。
会津方面ではよく知られている一方、他地域ではあまり見かけられない山塩ラーメン。裏磐梯の温泉、山の恵みが凝縮された一杯です。
※ちなみに、「会津三大ラーメン」というのがあり、喜多方ラーメン、会津山塩ラーメン、西会津味噌ラーメンです。
今回は、JR会津若松駅のエキナカ食堂「会津山塩食堂」さんでいただきました。




紹介にも合った通り、スープは澄んで黄金色。またサッパリしたやさしい塩味ですが、「コク」を感じるうま味の効いた一杯です。麺は平打ち、縮れ麺、もちもちした食感にこしがあります。いくらでも入りそう...
この食堂、「ソースかつ丼」のミニとのセットもあるので、旅行者にとってはロケーションに加え、メニューもありがたいです。さすがに、2日間、暴飲暴食をしているので山塩ラーメンのみで我慢しましたが、今になって後悔😟

会津若松ではいろいろなお店でお世話になりましたが、どのお店の従業員の方も、本当に丁寧で優しい接客なのです。大げさですが、昔懐かしい「日本の原風景」のような「優しさ」を感じました。まさに、会津の「ソウル」を感じました。
ごちそうさまでした。