おじさんの戯言 猫付き

英語好き、猫好きのおじさんの戯言

「トホホ」の大学...😟

本日は、「トホホ」の大学のお話。

 まずは、次の記事を見てください。

 

 本当に厳しいですね。だから、財務省の「いまどきの大学生の学力は中学生並み」になるのです。原因は...一番大きいのが少子化ですね。需要と供給の関係です。30~40年前までは、地方の私立大学でさえ結構入るのが厳しかった印象がありますが、現在首都圏や大都市部の大学以外は確かに定員割れしています。受験雑誌の競争率一覧を見ると愕然とします。ほぼ、1倍、それも希望者全員を合格させた結果...。大学の経営者側に立つと本当に大変だろうなと思います。大学側の努力も半端ではありません。学部、学科の充実ぶり...凄い!正直、昭和世代には考えられなかったようなラインナップ...今からでも入りなおしたいと真剣に思います。さらに、最近では、入試要項も無料で配布したりしています(我々、50年近く前でも1校1000円はしていました)。オープンキャンパスに行くと色々なグッズや昼食券まで配布する特典付...大学の先生も営業で高校回りをしていることもしばしば...でもじり貧なのですね。

 大学側は、就職ではないですが「青田買い」、いわゆる受験生の囲い込みを始めています。昨年度、『「2月1日」からの解禁を前倒しにして前の年から入学者選抜を行っているのはけしからん』と文部科学省から横やりが入りました。「えっ!?そうだったの」と思われるくらい一般には広がっていたのに...気づかない?どうなるかと見ていたところ、今年度から逆に規制が緩み(実態に合わせ?)、かえって拍車がかかっている...

『読売新聞令和7年 7/27付朝刊』

 全体の2割!?首都圏だけでも23校!?首都圏でもこの状況ですから、地方は言わずもがなの状況です。前日の『読売新聞』夕刊では、高校側からの反発も記載されていましたが、大学側は「生きるか、死ぬか」の問題ですし、すこしでも質の高い学生を確保したい...また受験生もそれなりに「青田買い」を有効活用したい...ぎりぎりの落としどころではないでしょうか。大学が本当に倒産しても困りますから。また、「年内入試」の試験内容に関しては、おおむね高校2年生が終了していれば何とか対応できるものが多く、無理のないレベルであろうと思われます。私は、そのうち「敷金・礼金不要」みたいに「入学金は免除」とか「学食はタダ」とかいった特典をつけた『消耗戦』の時代がくるのではないかと思います。

 ただ、何をしても現在の対応は根本的解決にはなりません。何をどう変えたらいいのか...英語検定の2級もおぼつかない英文科生...物理・数学の基礎ができていない理系学生...それでも、人手不足で就職は何とかなる...だからすぐ転職...う~ん、考えてしまいます。さらに予想される大学の地盤沈下...財務省だけでなく、本家本元の文部科学省だって実は本音で言えばどうしようか、頭を抱えているのではないでしょうか。

 定員割れで経営が成り立つか成り立たないかであえぐ大学に最高学府としてのハイレベルな学問を究めるための機関として復活するために工夫をせよ...は無理です。門戸を狭くしたら、よけい人は集まらなくなりますから。

 そこで「高齢者」の私からの提案です。せっかくある大学、倒産するなら、施設を、中高年、または学び直しを希望する人たち専門の総合教育機関に模様替えするというのはどうでしょう。最近では「学び直し」で中高年、いや高齢者を受け入れている大学も増えてきたでしょう?でも若者ばかりが行き来するキャンパスに私のような「高齢者」が行くのも気が引けますし、学位が目的でないけれど、専門的なものを学びたいと思う中高年の人は多いと思います。私は、中高年の学習意欲は半端でないと思っています。そんな夢のような施設があったら、私は通います。平均的な大学生より、ずっと真面目に取り組むと思いますし、中にはマニアックとも思える人も少なくありません。定年退職して、家で「グダグダしているお父さんたち」だって何かに目覚めるかもしれせん。大学の先生方も、自分の学問に真剣に向かい合ってくれる人間を相手にしていた方が充実感を感じるとます。経営的にもたすかるはず。高齢者は案外とお金に余裕がありますから。また、もしからしたら、「50の手習い、60の手習い」から世界的な業績がうまれるかもしれないでしょ😉伊能忠敬だって、隠居してから日本地図を作ったはず...

 日本のお金持ちでポケットマネーでそんな夢をかなえてくれる篤志家はいないかなぁ

 こんなことを考えながら、今日もチマチマと英語の「長文読解」のコツを生徒に教えています。