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「広陵高校」への『SNS砲』十字砲火🔥

本日は、芸能人スキャンダルのように報道されている「広陵高校」とSNSのお話。

 ついに、広陵高校が甲子園2回戦を待たずに、甲子園を去りました。その去り方があまりにも残酷でした。『文春砲』ではなく『SNS砲』の十字砲火を浴びて。

 記事に"正義感"と "--"が振ってありますが、英語でquotation markと言います。生徒が和訳するときに日本語としてわかりやすいように、私は "--"の部分を「いわゆる」とか「業界(その道の)人だったら知っている」と和訳するように指導しています。つまり言葉通りの意味ではないということ...今回の記事は本当の意味の『正義感』ではない...というニュアンスを出しています。

 私は、高校野球はマニアではないので、地元のチームが勝った、負けたとスコアを見る程度です。でもあまりにも毎日報道されているので何事か...とネットで調べてみると...SNSって今こんななの?炎上でこういうことを言うのか...と改めてビックリしてしまいました。また、これほど「デジタルタトゥー」の怖さを感じたこともありませんでした。だって、まだ明確に把握できていない内容を個人情報垂れ流し状態でSNSを通じて「拡散」してしまう...「炎上商法」はそんなに儲かるのでしょうか...Webの投稿だけではありません。You-tubeのような動画でさえ、20~30分もの「個人情報の垂れ流し」をしているんです。私は、事実確認は必要だと考えますし、野球部の各ランクにおいての責任は重いと思います。当該の被害者となった高校生に関しては、「行き過ぎた制裁」、しかも転校(させられた?)...保護者も我慢できなかったのでしょう。

 でも、「個人情報の垂れ流し」の後に電話攻勢、脅迫、嫌がらせ...中居君が終わったら、伊東市長、それも旬が過ぎたから、「広陵高校」...集団リンチです。子どもの「いじめ」の対象が移動しているのと重なります。無責任なSNSにより全く関係のない高校生、学校関係者に今回の被害者以上の「いじめ」が行われているのです。私は、無責任に投稿している人たちだってそんなことは知っているのです。知っていてやっているのです。もう「正義」ではありません。「憂さ晴らし」です。

 私はこういった『集団ヒステリー』が怖いです。日本はたくさんの過ちを犯してきました。関東大震災後の朝鮮人に対するリンチや虐殺、80年以上も前に子ども、老人、一般人まで巻き込んで破滅の道へ進んだ戦争への道....当時はSNSがなかった...でもそのメカニズムが働いてそうなったのです。今や、SNSは「凶器」です。陰謀論ではありませんが、日本と敵対する勢力がその『集団ヒステリー』を利用して、日本を良からぬ方向へ誘導する可能性だってある...単なる高校野球の話ではないんです。

 なにかSNSには規制が必要ではないでしょうか。

 「広陵高校」の話に戻りますが、SNSの問題とは別に、なぜこんなことが起こってしまったのか、を検証する必要があると思います。私は、日本の高校スポーツ界における『潔癖さ』が生んでしまった不幸ではないかと思います。野球に限らず、毎年団体スポーツにおいて、個人の不祥事による「参加辞退(余儀なくされる辞退も含む)」が報道されています。ライバルのチームの「ちくり」でさえ噂話に出てきます。確かに、個人の不始末は、チームの不始末...潔いとは感じますが、その影で数知れない若者が涙を呑んでいるのです。若いエネルギーのすべてをつぎ込んできた活動に終止符が打たれるのです。本人は何も悪いことをしていないのに...だから学校はそれを避けるために「隠蔽」するのです。大きな事件も「矮小化」してもみ消すんです。該当の人間だけの処分なら、ある程度被害者も納得できる処分ができたのではないでしょうか。そろそろ「連帯責任」の考えも変更する時期に来ているのかもしれません。現代は「個」を大切にする、が基本なのですから。もちろん、周囲の我々もそれを受け入れるべきです。SNSの暴走を許すほどの度量があるならどうってこともないことです。

 この炎上騒ぎはしばらくすると鎮火していきます。ただ、「広陵高校」ではそれでは終わりません。苦難の道の始まりです。記事に、『辞退』決定を受けて、バスで地元に球児たちが戻っていった...と書いてありましたが、彼らの気持ちを察すると同じ高校生を教えている私もなんとも言えない苦しさを感じます。甲子園出場の天国から、途中辞退の地獄を経験したのですから。気持ちで負けず、未来に向かってほしいです。

 おそらく、「うっせ~😠」と言われてしまうでしょうが...

cholari.hateblo.jp