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仏陀の心はどこにおわす(2)...仏の教え🕯

本日は前回投稿の『仏陀の心はどこにおわす...仏教を学び直そう🕯』の続編。

 前回は、原始仏教から「小乗仏教」、「大乗仏教」、そして現在の宗派に至るまでの歴史を紐解きながら「仏教」を学ぶ...そのための書籍の紹介をしました。

 今回は、「仏教」のおしえそのものを「体感」する、そんな書籍の紹介です。

 実は、職場の社会科の先生が紹介してくれた本です。「仏教」に関心を持っているなら、こんな本どうですか、と貸してくれたのが次の本です。

 筆者の水野弘元氏がNHKの古典講座番組『道元語録ー修証義』として昭和42年(1967年、私が9歳!)から朝20分、27回にわたって放送した番組の書籍版です。

 曹洞宗を始めた「道元」についての本です。おそらく、日本史を学習した人なら「鎌倉仏教」「禅」「座禅」「正法眼蔵」といったキーワードと一緒に頭の中に紐づけされているのではないでしょうか。福井の永平寺を開いた人でもあります。

 「修証義」は道元の思う仏教の真髄とは何か、仏教の目的から心得ておくべき因果の道理、利他・報恩の生活といった仏教徒の根本精神と実践をわかりやすく解説した「在家信者」、または一般の人間に対して説いた仏教初心者、入門者用の解説書です。道元の「正法眼蔵」のエッセンスが「修証義」です。不思議なことに「禅」についての言及はありません。道元は、「修証義」で説いた「仏のおしえ」を『座禅』を通して実践するのが「曹洞宗」だと考えています。何よりもまず「仏のおしえ」の神髄を学ばなくては仏教は始まらないと言っているのです。

 一般的な入門書と違い、用語等の詳細な説明はありません。「仏のおしえ」の本当にエッセンスの部分だけをエピソード交えながら繰り返し、繰り返し教えてくれています。

 「原文」は正直、私には難しかったです。でも必ず、その脇に口語訳、またその解釈をやさしく水野先生がしてくれています。まるで、僧侶から説教を受けているような気分になります。そして、読み終わった時には、誰でも「仏のおしえ」を身近に感じる...「仏教」というのは「学ぶもの」ではない、実践する「おこない」なのだとということが実感でき、明日からの生活に生かしていこうと思うはずです。

 下は水野先生による本書の解説です。私のグダグダの解説より、こちらを先に出した方が良かったですね😓

「修証義は曹洞宗の教団に属する一般の信者に読んでもらうために編集されたものであるために、道元禅師の言葉を集めたものであるとはいっても、その中から比較的やさしい教えだけを抜き出したものであって、極めて程度の高いむつかしい哲学的な教えは、その中にはあまり含まれておりません。したがって、今日でも仏教の専門家でない一般の人がこれを読んでも、大体のことは理解されうる程度のものであります。......修証義は禅宗とか曹洞宗とかいうような宗派的な限られた立場をもっているものではないからであります。......道元禅師は、自分の教えを、禅宗とか曹洞宗とかいうような部分的な名前で呼んではならない、自分の教えは仏法そのものであり、釈尊の教えをそのまま伝えたものであるという自覚に立っておられたのであります。」(本書より)

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