今日は、話題になっている「小学校開門午前7時」のお話。
まずは見てください。次の記事...

高崎市の誰が決めたの?教育委員会?あまりの驚きでHPをチェックしてしまいました。


「子どもたちに寄り添った取り組みですね」、その通りです。私もそう思います。私が毎朝、校門を開けるわけではないですし、いいんじゃない...と無責任に思います。
ただ私は、この件に関してまずは確認すべき大切なポイントが抜けていると感じます。それは「7時開門」の問題点に関する視点です。市の教育委員会は、「子育て支援」しか見えていない、教職員組合は「労働者としての負担」しか見えていない。その前にあるでしょ。「児童・生徒の安全確保」という視点が。組合も「教職員への負担」を前面に出すから、「校務員」が行うので教職員には迷惑をかけない..と教育委員会に切り返されるのです。導入に関してそもそも無理があるのです。その点を指摘すべきです。
皆さん、本当に学校の教職員の勤務時間の1時間半前に開門して「児童・生徒の安全」が心配ではないですか?私は、現在の7時半でも正直不安です。大体の学校では管理職(教頭・副校長)が1時間前程度には出勤しています(労働環境としての良し悪しは別にして)。ただ、さらに30分前倒し...人の目が届かない時間に児童生徒を前倒しで放置して、児童生徒がけがをしたらどうするんですか..朝早ければ人の目を少ない...登校途中は平気なのか..校門を開けておいて変質者が入ってくることはないだろうか...この世の中は怖いんです。ましてや校舎の中は外部からの目は届かない...その上流行の変態教師はいませんか?何かがあったら誰が責任をとるのでしょう?開錠した「校務員」ですか?運よく(運悪く?)居合わせた「管理職」ですか?児童・生徒に何か間違いがあったら、記者会見で教育委員会が全員そろって頭を下げて「二度とこのような事態が起こらないようしっかりと検証し...」と謝罪しても意味がないんです。ましてや、最初から想定される状況も考えずに導入してしまうのでしょうか。教育長の話では、小学校の校長会には「話は通してある」とのこと...教育長が発言すると校長はyesとしか言えないのでしょうか?(たぶんそうです😓)
「子育て支援」は素晴らしいことです。市政のアピールにもなります。教育行政としても評価されるでしょう。しかし、なんでも、かんでも「してあげる」ことが本来の「支援」ではありません。「できること」と「できないこと」は明確にして「責任もってできること」を確実にこなしていく...それが本来のサービスです。そうでなくてはいけません。だから、次のような要求が出てくるんです。

最後の「わかります?」は、一線を退いた私ですら、言葉につまります。開いた口がふさがりません。これを見ても、事故が発生したら、保護者がどんなふうに反応するか想像に難くないです。きっと担任、学年、生徒指導担当が矢面に立つんでしょうね。緊急の学校説明会で彼らがつるし上げられるのです。「そんなこと、わかっていたはずでしょう...」と。
私は、このような問題は、対処療法ではない方が、結局「急がば回れ」で前進すると思います。高崎市でやることではなく「育休」を管轄する厚生労働省 雇用環境・均等局 や 内閣府(男女共同参画局)、こども家庭庁 に働きかけるべき大きな問題ではないかと思います。
もちろん自治体が家庭が抱えている苦労に対して、独自にこのようなアイデアを出してくることは素晴らしいことです。賞賛に値します。元々は、国が先に動くべきなのに、動かず放置している国が悪いんです。それを自治体が対応しようとしたのですから。ただ、今回、実施するにしても少なくても懸念されるポイントはおさえておくことが良いのではないでしょうか。『転ばぬ先の杖』です。
老人の言うこともたまには聞きなされ🤓無責任な「高齢者」の「非常勤講師」の戯言でした。
