本日はまたまたあの話題でごめんなさい🙇「デジタル教科書」のお話です。おそらく、これが「中教審」のまとめが出るまでの最後の「投稿」となると思います。「忍耐」で最後まで読んでもらえたら嬉しいです。
『読売新聞 令和7年8/31付』の朝刊に「デジタル教科書」の話題が掲載されています。1面にわたって掲載されているので、読めるように3分割して転載します。



ほとんど、以前の記事の「再掲」に近い記事内容です。審議のまとめは「秋」とはいっていましたが「9月」なんですね。大手の新聞で大きく扱ってもらえれば、それなりの効果はあると思います。
まとめ役の堀田教授が「...ハイブリットだけになると思う」、他の委員からも同調する声が...たぶん『ハイブリット』でしょう。上の記事の「ハイブリット教科書のイメージ」を見てもらえるとわかりますが、ここらへんかな...という感じがします。
基本は「紙」です。それに、付属で発展学習や補足説明が「デジタル」、誰も反対はしないと思います。「デジタル」の具体的内容は未定...とのこと。あまり、現状と変わらない?と思いますがいかがでしょうか。
一つのことを深く学ぼうとすれば資料・教科書の「総攬性」は絶対必要です。前に戻ったり、先へ進んで確認するといった作業が必要になるのです。「デジタル」の雑誌を読んだ人は経験したことがあると思いますが、ピンポイントで「検索」するには「デジタル」は便利ですが、ペラペラめくりながら「ひらめき」なり、「アイデア」なりを思いつくには不向きです。振り返って、作業部会の先生方は、「デジタル教科書」の検討をする際、どんな資料を使ったのでしょう。タブレットなどの「デジタル」資料だけで検討しましたか?紙ベースの分厚い資料を元に検討したのではないでしょうか?その方が、「行ったり、来たり」の作業が便利で思考の整理ができるからです。自分たちだって実感しているはずです。卑近な例ですが、最近居酒屋に行ってもみんなタブレット注文、「ドリンク」「揚げ物」「焼き物」「刺身」...全部カテゴリー別になっていてすべて見なくてはなりません。乾杯するまでにどのくらいの時間のロスがあるか...そしてストレスがあるか...教科書も同様なんです。
しかも、学習指導要領が改訂されるたびに西洋の「あたらしい概念」が導入されます。その「概念」を具体化するために、また通常の授業時間が減らされる...しかも、教材の内容は増え、複雑化する...以前の記事でも書きましたが、中学校1年の英語の(紙の)教科書を見てください。小学校で「英語の楽しさ」を教え、中学校では「習うより慣れろ」式で大量に「英語シャワー」を浴びせます。be動詞と一般動詞の区別もつかないのに..もっとシンプルに教えることがなぜできないんでしょう。私の教えている英語を不得意としている生徒がほとんどの高校で、今年度は1学期間、進度が遅れないように配慮しながら、最初の10分、ひたすらbe動詞と一般動詞を練習させたところ、何人かは目を輝かして「やっと英語がわかるようになってきました。感動です」と言ってくれています。今まで中学から英語はほぼ「1」で、きた子が「4」になりました。「やべ~っ」といって喜んでおりました。初歩の人間だけでなく英検1級、準1級に挑戦するような学生でさえ、同様な感想を述べています。偉い先生方も、○○付属といった手のかからない優秀な学校を対象に検証作業をするのではなく、歩き回ってしまう...油断すればタブレットでゲームをしてしまう...「うっせ~んだよ、ほっといてくれ」と平気で口にする生徒がいる教室で検証作業をしてもらいたいです。それが、全国の8割以上の生徒の実態です。その実態の中での「教科書」という視点は忘れてはいけません。
上記の記事中で、全国の市町村教育委員会連合会も「特に小学校低学年では...紙の教科書の方が...適している」と述べています。高学年でも同様です。
新しいことが、すべて「良いこと」とは限りません。「温故知新」もたまには必要です。🤓
★9月中教審の「まとめ」の中には、今まで出てきている「デジタル教科書」に対する疑問や懸念についても回答しれくているものと期待します。
お付き合いありがとうございました🙂↕️