おじさんの戯言 猫付き

英語好き、猫好きのおじさんの戯言

それよりも先に...🧐「学部・修士-一貫教育5年」

本日は、「学部・修士」で5年で修了する...の制度化のお話。

 正直のところ、他の国との修士号の単純比較をして「国際人材」を増やすために大学院に進学しやすくする...文部科学省は本当にわかっているのでしょうか?やはり、机上で数字を見ながら基本方針をたてているとしか思えません。確かにそのような制度があっていいとは思いますが、文部科学省が大学ごとに認可を与えればいいことであって、中央教育審議会に諮って制度化する必要などないと思います。修士の数を増やせば並行して博士も増える...「国際人材」が増える...ないです😓日本の大学の進学率は2023年度で57.7%で、前年より1.1ポイント増加し、8年連続で過去最高を更新しています。それで、日本人の「能力」は高まりましたか?四則演算をやる理系の生徒、中学校3年間の英文法も定着していない英文科生...数が増えれば、優秀な人材が増える...そんなことはないことは現実を見ればわかるでしょ。財務省からまた何か言われるのではないですか。私は、高校までは現在のように「義務教育(もどき)※」で良いと思います。今の社会、「高校卒業」がないとどうにもならない...ことはわかりますから。でも「国際人材の育成」なら話は別です。

★「義務教育(もどき)※」

絶対評価」といいながら、客観的「習熟度」を基準にして「卒業」を認定しているわけではありません。個々の学校の物差しで「卒業(に値する)」で「卒業」を認定しているわけです。

 私見ではありますが、本気で「国際人材の育成」を目指すなら、「学部・修士-一貫教育5年」の前にするべきことがあると思います。

 まず、第一に「大学教育」に手を入れるべきです。現在のように入学するまでが「最高の学力」で卒業時には「一番底辺の学力」のような日本の大学教育を改めるべきです。米国の大学の卒業率をご存知ですか?50%を切っています。しかも6年以内の卒業の条件でです。勉強しないと卒業できないんです。その後の「修士」なんです。だから価値があるのです。日本のように、例外を除いて、全員卒業なんてことはないんです。ましてや、自分が卒業したのか、除籍になったのか、よく覚えていないなんて人はいないのです。本来の「大学教育」を実施し、修了要件を厳しくすべきです。その改善の中で、破綻する大学も出てくるでしょう。ただ、痛みを伴わない改革はあり得ません。たとえば、国として大学卒業の要件として複数設定して、その内何個かはクリアーしていないと国として「学士号」も与えないとか...※なぜ、「何個か」にするのかは、「国際人材」だからといってすべての「学士号」にTOEIC800点みたいな条件をつけると、英語だけは本当に苦手という理系の優秀な学生をつぶすことになりますから。★すでに大学によっては3年次の専門課程に進む前に、「TOEIC800点」の条件をつけています。

 2番目は、「国際人材育成」を目標にするなら、研究費を優秀な研究者に出してあげるべきです。今年は、ノーベル賞を(令和7年10/9現在)ノーベル化学賞 北川進氏 生理学・医学賞 坂口志文氏が受賞しています。立派です。きっとこのような人材を文部科学省をもっと輩出したいのでしょう。それなら、研究費をもっと出すべきです。日本と米国・中国の研究費を比べてみてください。米国・中国並みに出すべきです。よく、日本のような「渋ちん」の国からノーベル賞受賞者が出るな...と感心します。ですから、日本以外に拠点を移す学者だってたくさんいるでしょう...文部科学省ではなく、国策として推進しなくては...出すべきところにはガンガン出す。「一極集中」も必要なんです。日本の役人はきれないんだよな~。学問は「数打ちゃ当たる」はないのです。なぜなら、射程距離があるからです。射程距離の長い(潜在的能力が高い)研究には是非出してあげてほしい。

 以上のことから、私としては「学部・修士-一貫教育5年」の前に、「大学教育の改革」・「研究費の増額」をすべきだと思います。