おじさんの戯言 猫付き

英語好き、猫好きのおじさんの戯言

『藪から棒』そうきましたか公明党😉

本日は、電撃発表『公明党連立離脱』のお話。

 久しぶりに『藪から棒』という言い回しを実感した出来事です。

IMIDASより

藪から棒(やぶからぼう)
急に藪のなかから棒を突き出されたら、ぎょっとして立ちすくむように、唐突で思いがけぬことをいう。

〔類〕青天の霹靂/寝耳に水/窓から鑓/藪から棒を突き出す 
〔出〕浄瑠璃(じょうるり)・鑓の権三重帷子(やりのごんざかさねかたびら)
〔会〕「お母さん、ぼくアメリカに留学したいんです。ぜひ学費を出してもらえませんか」「おまえ、藪(やぶ)から棒に何を言い出すんだい」

 まずは、公明党が政権に参加して四半世紀も経っていたんですね。時が経つのは速いものですね。今回の件は、定年を迎えた亭主が、会社で渡された花束をもって家に戻ったらカミさんから「三行半」を渡された気持ちでしょうか...「俺のどこが悪かったと言うんだい」と亭主は反論しそうですが、今回は「ここが我慢できなかったのよ」と、公明党に正面切って言える理由を与えてしまった...まずは、裏金議員 安倍派5人衆「萩生田光一氏」の重用。確かに、選挙で当選したことで禊は済んだ..それでいいか?ということです(5人衆のうち4人当選)。「政治と金」の問題が、「解党的改革の総裁選」を生み出したといっても過言ではないのに...それに加え、旧態依然の自民党政治のシンボルとも思われる「麻生太郎氏」の表舞台登場、旧安倍派の復権...そして下手すると「参政党」にも主義主張が近いとされる「高市(右寄り)政権の誕生?」...「平和」「公明正大」を党是にしてきた公明党としては、「離脱」やむなし、ということなのでしょうか。また、今回の離脱、長年連れ添ってきたカミさんに気を遣わなさ過ぎた点もあるのではないかと思います。カミさんは裏切らない...釣った魚にエサはあげない(下品でごめんなさい)。特に、絶対過半数から転落した自民党は、「国民民主党」や「日本維新の会」といった野党には気を遣い法案も通してきた...でも公明党が出してくる案(だいたい「ばらまき」感が強いのですが)は軽くあしらってしまう(現に、参議院選挙で公約にしていた「現金給付」だって「なし」でしょ?)...それでなくても、前回の選挙で明確になったように、公明党は今までのように組織票が期待できなくなってきている...はっきりいって「じり貧」状態。大きな政治の流れに埋没しつつある...それでの「一手」ではないでしょうか。

 最近、新聞の第一面を公明党が飾ったことがあったでしょうか?離脱しただけでこの騒ぎです。中央政界に躍り出たんです。今回の連立離脱は「負けのない離脱」、「損の出ない離婚」だと思います。また、他の党と違い、25年近く与党として自民党と組んでいたわけですから、「政権運営」のノウハウも吸収できた点はこれからの公明党にとって他の党に対するアドバンテージだと思います。

 「高市政権」が当然だと思っていたらとんでもない。公明党離脱で、まさに「混沌」と言う言葉が当てはまる状況に陥りました。なんと「玉木雄一郎首相」の誕生か?などと噂されていますし、本人もまんざらではない様子。いつも視線が斜め上を見ていることが私は気になりますが(笑)。不謹慎ですが、どこに落ち着くのか、とても興味があります。また、政権が誕生しても「政治的空白状態」が続くことは確実です。

 この、「バラバラ感」は自民党が戦後初めて下野し、55年体制が崩壊した1993年(平成5年)に発足した細川護熙内閣(ほそかわもりひろないかく)-非自民・非共産8党派の連立政権-を思い出させます。結局、熊本のお殿様、細川氏はあっさりと退陣してしまうわけですが、もう時代が違います。プーチンあり、トランプあり、習近平あり、金正恩あり、の明日のことさえ見えないこの時代...「退陣」したから、次の「政権」は...と簡単に行かない情勢です。厳しいです。

 何とか日本が一つのまとまって...と祈るばかりです。