先日見た、『自閉症』を等身大に描いたドラマのお話。
『僕の歩く道』は、2006年10月10日から12月19日まで放送された、関西テレビ放送と共同テレビジョン制作のSMAPの草彅剛が主役の3作のテレビドラマ(橋部敦子の脚本)『僕シリーズ3部作』で最後の作品です。前作2作とはストーリーは無関係です。Netflicksで今回も一気見です。本作は、『自閉症』である青年が周囲を巻き込みながら成長していく物語です。前2作同様、名わき役陣がドラマを盛り立ててくれます。それ以上に脚本が秀逸です。20年以上も前にこの話題に取り組み、単なる「お涙頂戴」的なドラマに終わらせていないのは、『自閉症』についてそれなりに勉強され、真正面から向き合ったからこその姿勢だと思います。もちろん、専門的な学者の視点からすると、まだまだ、という点もあるかもしれませんが、世間一般のもつ偏見や差別というものを「一般人」の点から描いたことは素晴らしいことだと思います。うしろめたさを感じながらも、感じてしまう偏見や差別の感情を正直に描いています。レオナルドディカプリオ主演の『ギルバートグレープ』を思い出してしまいました。(私は、「ディカプリオ」と言うと、「レオ様」ではなく実はこちらの方の印象が強いんです)
ここまで書けば、ドラマがどんなふうに展開していくのか想像ができると思います。伏線も色々用意され、テーマは『自閉症』だけにとどまりません。当然、ドラマですから、できすぎ...と感じる部分もありますが、人間先に光が見えないと絶望してしまいます。これでいい...と私は思います。
『自閉症』...なかなか直視できないテーマ..いや見たくないテーマ...だと思います。だからこそ、見るべきドラマの一つだと思います。



★レオナルドディカプリオの「ギルバートグレープ」も併せて是非観てください。
