おじさんの戯言 猫付き

英語好き、猫好きのおじさんの戯言

「職業名」と潜在意識😟

本日は、世の中の「職業名」とそれに伴う意識についてのお話。

 私は、大学を出てからず~っと教師をしていたので「先生」と呼ばれるのが当たり前でしたし、その「職業」に関して上とも下とも意識したことはありませんでした。「先生」と呼ばれるのは議員と医者と弁護士、そして学校の教師と言われますが、特に教師の場合は偉くもなんともない「先生」そのものですから、特に意識することはゼロだったと思います。

 先日次の記事を見つけました。

 ディズニーランドで清掃の仕事をされている人のお話です。「ゴミ屋さん」と呼ばれたことに唖然とし、落胆した...という記事です。確かに50代の女性からすれば、「ゴミを集めているんだから。ゴミ屋でしょう」となるのでしょうが、私なら「ゴミ屋さん」とは呼びかけはしなかったと思います。少し、デリカシーにかけるかな...と思うからです。結局は「あの~すみません」で終わったと思います。でも、ためらわれるのは「ゴミ屋」という言葉の響きに私自身、偏見があるからなのだと思います。それでは何と呼ぶのか、ディズニーランドでは「カストーディアルキャスト」という名称があります。でも、ごめんなさい。私にはこの名称は使えません。ディズニーのキャラクターでさえ、覚えられないのに「カストーディアルキャスト」は無理です。でもやはり「ゴミ屋さん」は職務内容は会っていても「響き」が確かによくないですね。何か他にないですかね。

 実は学校でもここ数十年で呼び方が変更になった職種があります。校内の設備の修繕や、施設の管理をしてくれる人を以前は「小使いさん」と呼んでいました。実は、「小使」という言葉は『今昔物語集』にもが登場するほど歴史は古く中世には雑務や小事に使役する役職を指していました。中央の官庁だけでなく、地方の国衙郡衙にも置かれ、大使や中使といった役職の一部でした。現在では職業への蔑称とされることがあるため、「用務員」や「校務員」、といった言葉に言い換えられます。また、私たちは「現業さん」と呼ぶこともあります。言葉が持つニュアンスや職業に対する社会的な配慮が変化したため起こったことですが、言葉のもつニュアンスは難しいですね。

 大切なことは、自分がその立場になってみないと気づかない「デリカシー」が存在するということです。もしかしたら、「ゴミ屋さん」や「小使いさん」のような用語が世の中には結構あるのかもしれません。だからといって何の仕事をしている人が理解できない「カストーディアルキャスト」といって名称はいただけませんが😓私は最近、日本の就職人口の4割を占める「非正規雇用」(この数字は異常です)の中でも「派遣さん」という呼び方が気になります。何か、「デリカシー」に抵触するものを感じません?

 気がつかない分、よけい嫌な気分になる人もいるでしょう。各業界で、もう一度「当たり前」となっている「職名」を一つひとつ検証していく必要もあるかもしれません。

 お互い、思いやりを持ちましょう😇