本日は、オーバーツーリズムのお話。
「オーバーツーリズム」の話題になると筆頭に上がるのが「京都」です。京都市の観光総合調査によると、2024年の市内観光客数は約5,606万人、宿泊客数は約1,630万人に達しました。なかでも外国人宿泊客数は約821万人と過去最高を記録し、コロナ禍前の水準を上回る勢いです。もちろん、宿泊料金の高騰を含め、錦市場といった昔ながらの商店街でさえ「インバウンド客」目当てのぼったくり価格が登場、市民の足であるバスは常に満杯、客を乗せることができず通過することもしばしば...一般市民の生活までも脅かされています。現在、高市政権の「台湾有事発言」で中国からの観光客が減っているとのこと...申し訳ないけれど少しホッとしたりして。
私も、京都を歩く際は地上のバス・タクシーは避け、電車・地下鉄・徒歩を中心に考えます。時間が正確で「読める」んです。以前、神護寺方面に行ったとき、バスを2本やり過ごしたことがトラウマで、バスは躊躇します。
ただ、やはり客が集中する場所はそれなりの理由があるんですよね。私は、今年の紅葉狩りは「京都」「湖東三山」を選びました。「60代からの一人旅」にも投稿しましたが、いわゆる「レベチ」なのです。私の地元でも紅葉狩りは楽しめます。ただ、違うんです。昨年は、琵琶湖周辺の紅葉狩りを楽しみました。その時も一生分の「紅葉」を見たと感動したのですが、「京都」は「レベチ」なのです。もちろん、色づきは気候・天候に関係します。また、ロケーションもあるでしょう。さらに、それに直接関連するわけではないんですが、「食」も一流です。吸い物を一口飲めば、その奥深さが私のような「舌バカ」でさえわかるのです。さらに、美的センス....よく地方へ行くと「小京都」として各都市がキャンペーンをして地元を盛り上げようとしていますが、本家にはかないません。
国単位でも「オーバーツーリズム」の一極集中、短期的消費「爆買い」による需要の不安定さ、観光インフラ・受け入れ体制の遅れなどを認識し、多言語表記・AI翻訳ツールの整備やFreeWi-Fi・キャッシュレス決済の導入、海外OTA「Online Travel Agency(オンライン旅行代理店)」の活用など整備を行っているようですが、インバウンド客の増加には効果があっても、上記のような本当に困っている事象に対しては今一つの感じがします。
事故などがなくても、車の数が増えすぎれば「自然渋滞」が起きます。京都の「オーバーツーリズム」も同様な状況だと思います。何をどうしようと、「レベチ」の京都ではよほどの発想の転換によるウルトラCが出ない限り「オーバーツーリズム」は収まらないでしょう。
私の京都の「紅葉狩り」の写真を見て、カミさんが来年は必ず行く、と断言しています。私たち夫婦も「オーバーツーリズム」に貢献しているところが恥ずかしい...
明日から、「60代からの一人旅」で訪ね、魅了された京都の寺社の「紅葉狩り」のレポートを連投します。私が京都に惹かれる理由が分かってもらえると思います。
今度、京都を訪ねるのはいつになるかな...

