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教員必見!?の映画🎞️『でっち上げ 〜殺人教師と呼ばれた男』

本日は先日Netflixで観た映画のお話。

 最近では「教師」というと、わいせつ事件を連想するほど教師の不祥事が続いていますが、今日ご紹介する映画は、逆です。「教師」が全く身に覚えのない言いがかりで、社会から排除されていく...そんな映画です。実話に基づく映画です。

『でっち上げ 〜殺人教師と呼ばれた男』

当事件を追ったノンフィクション作家の福田ますみの著書 『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』 が原案となっています。

 小学校教諭の薮下誠一は、教え子の氷室拓翔の母・律子から、拓翔に「死に方教えてやろうか」と恫喝するなど体罰を越えた指導があったと訴えられる。教育委員会から「教師による生徒へのいじめ」と認定され、週刊春報の記者・鳴海三千彦は「史上最悪の殺人教師」としてセンセーショナルに報道、6ケ月の停職となる。それだけで収まることなく、律子の側には550人もの大弁護団が結成され、前代未聞の裁判が始まる。薮下には、善良な弁護士一人と家族のみが味方として対決する...

 追い詰められていく小学校教師を綾野剛が熱演しています。また、何か学校で問題が起きた時に管理職が「真実は別にしてとにかく収めようとする」その不誠実な姿勢は、私も教職についている一人として「さもありなん」と頷いてしまうところが哀しいところ。主人公の薮下教諭が最初から、「事実無根」と主張しても、しなくてもやはり大事になっていたであろう...と考えるとやはり、その場限りで「流さない」ことが大切ですね。現在は、モンペ(モンスターペアレント)が跋扈する時代です。さらに、現代はマスコミ以上にSNSによる野放し状態の報道...いつ、何が起こっても対応できるように気持ちだけでも備えておく必要がありそうです。※現在、教員には専門の保険が発売されています。保護者等から訴えられた場合に備えてのものです。いざとなったら、管理職も、教育委員会も守ってくれません。頼れるのは自分だけです。私も現役時代にその保険に入っていました。

 教員なら、一度は見ておく価値のある映画だと思います。

キャスト
薮下誠一(綾野剛
希望ヶ丘小学校教諭、4年3組担任。教え子の氷室拓翔に執拗かつ凄惨な虐めを行ったとして、拓翔の母親の律子に告発される。
氷室律子(柴咲コウ
拓翔の母親。息子の拓翔が薮下に虐められていることに気づき、メディアと世論を味方につけて薮下を訴える。

湯上谷年雄 (小林薫
ほとんどの弁護士が断る中、薮下の弁護を引き受けた弁護士。
鳴海三千彦(亀梨和也
週刊春報の記者。薮下の事件を実名報道し、世論に大きな影響を与える。

 

実際の事件は以下の通り(Wikipediaより抜粋)

2003年6月、朝日新聞(西部本社)が「小学校教諭が小4児童をいじめ」との見出しで記事を掲載。母親の曽祖父がアメリカ人である児童に対して、担任の男性教諭が人種差別に基づくいじめを行っていると報じた。同年8月、福岡市教育委員会は教諭を停職6か月の懲戒処分。さらに同年10月には『週刊文春』が「『死に方教えたろうか』と教え子を恫喝した『殺人教師』」との見出しで本事件を報道[4]。教諭の実名を報じ、「いじめ」の内容を、次のように詳細に伝えた。

家庭訪問の際、児童の曽祖父がアメリカ人であることを聞いた教諭が、児童の「血が穢れている」などの人種差別発言を行った。
翌日以降、児童らが帰り支度をしている際、教諭は児童に対し、教諭が10数える間に帰りの準備をするように命令。できないと「ミッキーマウス(両耳を掴んで持ち上げる)」「ピノキオ(鼻をつまんで振り回す)」などの「刑」の中から児童に選ばせ、実行するという体罰を行うなどした。これにより、児童は耳を切るなどの怪我をした。
さらに教諭は児童に対して「お前は生きとる価値がなかけん、死ね」などと発言。
教諭によるこれらの虐待行為により、児童はPTSDと診断された。
これが、教育委員会が「教師によるいじめ」を全国で初めて認定した事件とされる。上記『週刊文春』の報道を受けて、全国ネットのワイドショーもこの事件を取り扱う過熱報道が行われた。一方の教諭も、当初は「いじめ」の事実を認めていたものの、その後、報道されているような体罰やいじめは行っていないと反論。マスコミの取材にも応じ、自身の身の潔白を訴えるようになった。

2003年10月8日、児童とその両親は、500人を超える弁護団を結成、福岡市と教諭個人を被告として、民事訴訟を提起。しかし、訴訟では「児童の曽祖父がアメリカ人」という原告児童・両親の当初の主張が虚偽と判明。さらに、開示された児童のカルテの記載からは、児童のPTSDの症状が認められないなどとして、被告は事実関係を激しく争った。結局、2008年に言い渡された福岡高等裁判所判決では、原告らの主張のほとんどが認められず(後述)、市の児童に対する330万円の支払いが命じられるにとどまった。

その後、教諭の不服申し立てを受けていた福岡市人事委員会が、市教委の行った懲戒処分を審査。2013年1月、教諭によるいじめの事実は認められないとして、懲戒処分をすべて取り消す裁決がなされた。

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