おじさんの戯言 猫付き

英語好き、猫好きのおじさんの戯言

自民党「地滑り的勝利」は『両刃の剣』⚔️

本日は、今回の衆議院選挙での自民党の勝利についてのお話。

 専門家の政治評論家の先生方が今回の選挙について分析しています。

今回の勝利は、日本にとっても、自民党にとってもビミョーだと私は思っています。

 まずは、国民が自民党に説明責任を果たさなくても、政権は信任される、とほぼ『白紙委任状』を渡してしまったこと。以前の投稿でも書きましたが、「政治と金」の裏金問題で責任説明を果たしていない候補を自民党が「禊が終わった」(実は終わっていない)として公認、国民はそれを承知でほぼ全員当選させました。また、健康上の問題があったにせよ、選挙で直接対決となるNHK党首討論で総理が欠席、その後も、追及された点に関しては文書でも何も回答せず「ノーコメント状態」が続き、ずっとスルーされていること。私は、「ノーコメント状態」は政治家として、ありえないと思います。だから、総理曰く、「働いて×5乗」なのです。ただ、国民の多くが、それに対してでさえ、高市総理に同情するコメントが多いです。感情的に「良し」としている人が多いということです。元々、それが原因で石破政権が崩壊したにもかかわらず、その原因も払拭されないまま、「めでたし、めでたし」とした国民の責任は大きいと思います。

 これ以降は、そういった「スキャンダル」種は、ある一定の時間を過ぎたら「禊を終える」ということです。

 

 

 

 

 逆に、2/3の絶対多数を獲得した自民党は、少なくても公約はすべて果たさないといけない状態に置かれた...ということです。今までの、過半数ぎりぎりの与党であり、どんな法案も「野党の抵抗もあり可決が難しい」の言い訳は通じません。何しろ、参院で否決されても衆院で可決できるのですから。今回の選挙で争点であった「物価高対策」、その目玉として各党が競って訴えたのが消費税減税...財源は平気なのか...と言われながら自民党を含め可能だ...と断言したわけですから、必ず実行すべきです。しかも早急に。

 もし、今回最大の関心事であった「物価高対策」を適当に流し、そういえば「憲法改正」も公約にあげていたよね...こっちは『国民会議』はスルーしてさっさと国会で審議を始めよう...なんてことはないよね?と危惧します。

 私が『両刃の剣』といっているのはこの点です。自民党は何でもできる...でも全責任は失敗した場合はすべて自民党にあるということです。もちろん、自民党白紙委任状を渡した国民にもあるのです。一番心配なのはその「失敗」が安全保障など国の存亡に関わることなら取返しがつかない、ということです。

 また、野党も臥薪嘗胆の思いで、政権を本気で目指してほしい...最近の日本の政治は完璧にポピュリズムに左右されています。現在の自民一党なんてことは長くは続きません。すぐにひっくり返る可能性があるのです。中道改革連合はお粗末すぎました。イデオロギーが合わない政党が連合する...野党が今まで非難してきた「野合」そのものではないですか。参院では、会派は別に活動...素人の高齢者が見ても杜撰です。一時、「責任野党」と頑張っていた時期を思い出してほしい。今回の選挙では、まさに以前の「相手を攻撃するだけの野党」に逆戻りしてしまっています。ゼロから、出発し直してほしいです。切に望んでいるのです。

 以前の投稿でもしましたが、現在の政治状態が一番危ういです。「ヒトラー」のような 弁舌がたつ政治家が出てきたら...一発で日本はひっくりかえります。「歴史から学ぶ」というのはそういうことを言うのです。