おじさんの戯言 猫付き

英語好き、猫好きのおじさんの戯言

「英語ができない子」がたくさんいる原因わかりました!!

本日は、私の本業「英語教育」についてのお話。

 文部科学省は小学校で学習する英単語の数を減らす、精選する..方針を打ち出しました。実は、英語教育がうまく進まないのは単語の数ではないんです。

 私は、ず~っ「コミュニカティブ」以前に「英語は基本ができていなとだめだ」とお経のように唱えてきました。そして、中学校の教科書の最初から、いきなりbe動詞、一般動詞がごちゃ混ぜになった英語を生徒は学習しなくてはいけない...とんでもないことだ...とも言ってきました。乱暴だ...

  実は、そうならざるを得ない事情があったんですね。私が遅れていたんですね。 認識が...先日小・中で英語を教えられている先生の愚痴が出ているブログを発見...

中学入学までに英語はここまで仕上げて欲しい | 52歳主婦の生活

現在の小学校5年・6年の英語に関しては、次のようにガイドラインがあるとのこと。

その先生のお話は次のように続きます。一部スタイルを変えています。

小学生の英単語ほ600〜700語ですが…これ、聞いて意味がわかればOKという授業なんですよね…確かに耳を鍛えることは言語学習において非常に重要です。しかし、聞いて意味がわかるだけでは中学英語にすんなりと繋がりません。中1の入学の段階で600〜700語は理解して書けますよね?という前提で授業が始まるのです。小6の子、学校の授業だけでは重要な英単語すら全然書けません。なぜなら学校で書くという授業をしていないからです。文頭を大文字で書く、単語と単語の間にスペースを置く、文末はピリオドかクエスチョンマークをつける、これらもできる子が少ないです。いわんや、英単語がスラスラ書ける子は…ほぼ皆無です。※もちろん英語塾で鍛えている子は別です。発音はできるんです。全然書けないだけなんです。でも…中1のスタートは一般動詞とbe動詞の肯定文、否定文、疑問文、疑問詞のある疑問文がミックスされた文章から始まるんです。Do you 〜? Are you 〜?の区別がちゃんとついて、かつスペルも正しく覚えていて書きこなせる前提で授業が始まります。小学校の英語の授業で文法を細かく教えているのか?というとおそらくノーです。中1で英語嫌いにならないように現場は必死です。そんな急に一般動詞とかbe動詞とか出てきたら混乱しますよね?どうかどうか、小学生のうちに基本の英文が書けるように家庭学習をしておいてくださいね。学校の英語の授業だけでは中1で必ずつまずきます。ちなみに今の小6は、一般動詞、be動詞の現在形、一般動詞、be動詞の過去形 すでに履修しています。これらをスラスラ書けるレベルに仕上げてから中学に入学することをオススメします。

 現役の小中学生を相手にしている先生も言っているではないですか...やはり、基本が大切なんだって!どんなに早期に英語を始めたって、土台がなければ徒労に終わるだけなんです。単語の数でないんです。基本文法、英文の構造なんです。それも大学入試のような構造ではないんです。単に、基本の基本、主語+動詞の構造、be 動詞と一般動詞の区別、現在形と過去形、そして疑問文と否定文だけ、それだけは伝統的教育、カビの生えた教え方と言われようがやるべきなんです。これだけのことを教えるのに何時間かかりますか?小学生のレベルでも10時間もかければ、完璧になります。これだけの時間をいわゆる「コミュニカティブ」に教える前に割いてください...とお願いしたい。学習は吉本興業の漫才ではありません。元来勉強は面白くはない。ただ、現在多くの学生が英語嫌いになっている理由は「面白くない」からではなく「わからない」からです。導入さえ間違えなければ、英語嫌いの学生の半分は救われると思っています。しかも小学生のうちの最初の10時間ですよ...文部科学省に努めるような人は頭脳明晰で一を知れば、十を知る優秀な人だと思います。だからこそ、一足飛びに「コミュニカティブ」に進めたいんです。

 世の中の小中学生の実態をみてください。そんな優秀な人間など10%程度しかいません。あとは私のように凡人なのです。

 頼むから、最初の10時間、伝統的教育、カビの生えた教え方で教えさせてください。

単語の数など、「わかる」ようになれば、自分で増やすように努力するものです。