本日は、最近加わった「ハラスメント」の新種「フキハラ」のお話。
もう、いいかな...「ハラスメント」は。不機嫌な表情で相対してはいけない...人間の感情をすべて押し殺した「能面」のような顔つきしか認めない...ということでしょうか。表面・外面的には「多様性」を大上段に構えて理屈を振り回す割には、内面的な感情・感性にしては認めないということでしょうか。さっき見つけた記事です。


不機嫌な顔をするのが、ハラスメントですか?
「ハラスメント(harrassment)」の定義は「嫌がらせ」です。英語では、基本的には他動詞"harrass"+O 「Oに嫌な思いをさせる」の名詞形です。「不機嫌(be grumpy/be in a bad mood」で基本的には自動詞(be/feel)を使います。どっちも、ネガティブな感情であることには間違いありません。ただ大きな違いがあります。相手に積極的に嫌な思いをさせるか、自分が(かってに)不愉快に思うか、の違いです。
相手に、意図して嫌な思いをさせるのは、「ハラスメント」。「セクハラ」「パワハラ」といったものを...『昔は良かった』などと、許すべきではありません。「スメハラ」「トナハラ」あたりになると申し訳ありませんが、私にはどうなんだろう...と思うところです。
でも今回の「フキハラ」ってどうですか?自分の感情を顔に出すことを「表情」というのです。嬉しいときは「にっこり」、怒った時には「口をへの字にまげ」、哀しい時には「うなだれ」、楽しい時には「笑う」、それが人間ではないですか?人のコミュニケーションの7~8割はnon-verbal communication(非言語による意思疎通)です。
警察関連で、「フキハラ」を認定し、辞職した幹部がいるとニュースで知りました。


ごめんなさい。警視庁がこれをもって「処分」するのか?もっと悪いヤツがいるだろう!!それを捕まえろよ!!「いじめ」は未成年だから...「民事は警察は介入できない」「ストーカーは実害がでないと動けない」...なんて言っているくせに、ここでは「処分」か?『男性は処分と関係なく辞職』...もちろん、横柄だったのかもしれない...舌打ちをしたのかもしれない...自分の思い通りにならなかったからといってしばらく口をきいてくれなかったかもしれない....でも『辞職』に追い込むことか?当然、周りにあるものを投げつけたり、椅子を蹴ったり、机をたたいたりすれば、「パワハラ」ですから...この世の中、1/4は「フキハラ」になってしまいます。今回の件も、教員が「モンペ」に苦情を言われて、管理職が面倒くさいから、教員側を処分している現象と重なって見えます。
最近、他人の顔色を伺う傾向が強くなっていると聞いています。今回の「フキハラ」は、その究極の形だと思います。
私の卑近な例を出します。私は、しがない公立高校の教員でした。校長ー副校長ー教頭ー総括教諭ー教諭の序列しかありませんし、公立ですから「ぬるい」んです。でも、時代が時代ですからそれなりの実績は必要で、様々なプロジェクトを実施します。当然、0からの立ち上げですから、計画をもって進めます。でも、適当に流す教員がいるんだ...それも能力がないのではなく、サボり...でもぐっとこらえて、引きつった笑顔で何回も頼むわけです(仕事ですから当然やってしかるべきことですが)...でも、それに対しての対応が、私がそばにいるのも気がつかなくて「しつこいんだよな...」自分の仕事の遅れを私の段取りの悪さのせいにして周りの職員に吹聴している....いくら仏の私でもキレますよ。でも「フキハラ」?「パワハラ」?逆「フキハラ」だって存在するのです。
世の中も面白おかしく、なんでも「はやり言葉」を生み出して、文化人面をして言葉あそびをして遊ばないでほしい。
