おじさんの戯言 猫付き

英語好き、猫好きのおじさんの戯言

米国の良心は残っていた🥲

本日は、トランプ大統領の愚行に対する内部からの声のお話。

 まず、『読売新聞 令和8年3/19付朝刊』の記事。

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 米国政府でテロ情報の分析統括をする国家テロ対策センターの所長が、トランプ大統領のイラン攻撃に講義して辞任というニュースです。

 次の記事が彼のトランプ大統領宛ての辞任の弁です。「X」で流されるところが現代的ですね。

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 トランプ大統領の「劇画」チックな感情にまかせた言葉使いとは対照的で、起承転結の論理性の整った、内容的にも相手のことを気遣った丁寧な文章構成です。言葉は「人」を表すのかな..なんて思ってしまいます。いくつかの専門用語を除いては高校生1~2年の英文解釈の練習にもなるような整った英文です。全文訳をあげておきますので興味があったら和訳をしてみてください。複数の画像を切り貼りしてあります。①➡⑤の順です。

 ケント氏は、11回の従軍を経験する米国的にいうと「愛国者」です。だからこそ、退役後に、国家テロ対策センターの所長に就任したのだろうと思います。その部署にいる人間の言葉は重いです。また、「奥さんの死」を無駄にしたくない...そして米国民の命を無駄に散らさせたくない...そんな切なさを感じます。

 あの、バンス副大統領でさえ、「イラクへの攻撃」には反対だといいます。

 現在の米国はイエスマンしか周囲におかないリーダーが陥る典型的な状態です。時々、テレビに出てくる「補佐官」や「スポークスマン」など本気でそう発言しているのか、と耳を疑ってしまうほどイエスマンしかいません。ケント氏のような勇気のある行動・発言が世界を変える、歴史を変えるきっかけになってほしいと祈るばかりです。

 日本を振り返ってみて、私は、現在のアメリカに起こっているトランプ大統領の原動力となっているMAGA(Make America Great Again)現象に関わる危険性は決して遠い国で起こっている他人事とは思えないのです。ケント氏の辞任のお話に出てきている「エコーチェンバー」は現実日本でも起こっています。「オールドメディア」はかび臭い、偏見に満ちたメとディアであると...言われますが、それはSNSも同様で、それに包含される危険性は「オールドメディア」以上だと思っています。似たような情報が、TicktockやInstagramといった「考える必要のない」短い帯ニュースが自動的に次から次へと仕込まれ、さらにその間に「フェイクニュース」が挿入され「煮詰まっていく」...そこには「自分で考え、分析し、結論を出す」という主体性はありません。誰かが、強い、短い言葉で、繰り返す...一種の洗脳です。そこには「あなたのいうことは聞かない...とにかく正しいのは正しい」という「妄信」に近い現象を生み出します。その上、経済格差が広がった不満が渦巻く社会では、その現象が増幅されます。ナチスドイツがそうでした。ここ数年の選挙を含めた政治の動きと大衆の反応を見ていて「エコーチェンバー」と思うのは私だけ?私ってボケた?

 どんな状況にいても、冷静に考えられるように努力しましょう。「流される」ことだけは避けましょう。