本日は、高市総理とトランプ大統領の日米首脳会議のお話。
本日の『読売新聞 令和8年3/21付』はほぼ2/3が首脳会談の話題。紙面全面に「無難に終わった」「いや成功裏に終わった」...少しホッとした雰囲気がそこかしこに滲みでています。今までの外交関連でこれほど国民が固唾をのんで進行を見守った出来事はなかったのではないでしょうか。私のようなノンポリのじーさんでさえ、未明に会談が始まるということだったので、見ておりました。


ホルムズ海峡への「艦船の派遣」はあくまで法律の範囲内でしか対応できない、と表明したことは日本国内のタカ派・ハト派ともに納得したはずですし、その代わりに米国に対するエネルギー政策への巨額の投資...経済的な側面に鋭いトランプ大統領は、NATOが「艦船を派遣」拒否している以上、日本は「出さないだろう」、どうせ出さないなら出すことのできる分野で儲けてやろう...と思ったに違いありません。また、ウクライナ・ロシアの調停の恣意的な動き、ベネゼエラへの攻撃、大統領の拉致、グリーンランド領有主張、イスラエルと協調したイラクへの攻撃、しかもイスラエルは言うことを聞かない...そしてホルムズ湾への「艦船派遣」...ほぼ西欧諸国を「敵」に回した今、いくら強気のトランプ大統領も気持ちの上で八方ふさがりの状態のはずです。さらに米国国内でも、テロ対策のトップが辞任など厳しい状況にさらに追い込まれています。副大統領でさえ、今回の戦争には反対...

このような状況の中での高市総理の冒頭のきめ台詞「世界に平和と繁栄をもたらせるのはドナルド(いきなりファーストネーム)しかいない」と言われ、どんなに嬉しかったか。私も高市総理に激しく同意します。ドナルドしかいません。ただし、意味が違います。彼が、一連の「暴挙」をやめれば「世界に平和と繁栄」(100%ではないにしろ)は戻ってくる可能性が高いということです。今、世界を混乱に陥れているのは彼なんですから。5分程度の顔見世興行で終わる記者団をおいての「会談」がなんと大幅に延長され、高市総理が露骨に腕時計を見る場面がテレビに映っていました。大幅に延長されて、「無理難題」を公の席で押し付けられるのではないかと内心ハラハラしたことでしょう。どんなに長く感じたことか、同情します。
その後の夕食会も和やかな雰囲気の中進んだようで、笑い声さえ聞こえたの事...政府関係者は胸をなでおろしたことでしょう。高市総理が、トランプ大統領にハグしたの、抱きついただの、申し訳ないけれどどうでもよいです。嫌がる高市総理をトランプ大統領が抱きしめたらともかく、本人に任せましょう。
そして、このタイミングで新たなニュース...
イランが「日本船のホルムズ海峡を通過を認める用意がある」との発表..確かにイランと外交交渉を行っているとの話がありました。ただ、そこまで話がすすんでいるとは。すべて、それも織り込み済みの訪米であったら日本の外交も大したものだと思います。元々、イランとは日本は友好関係にありますから。

さらに驚きのニュースが今、入ってきました。米国がイランの一時的な原油の販売を認める...一方でさらなる米兵の増派を急がせながら...正直、何が起こっているのか????日々、いや時間ごとに一刻、一刻とトランプ大統領の言動がぐるぐる動く...正直あまりの出来事に大統領の健康は正常なのか?と危惧と不安を感じます。毎回、言いますが、あまりにも蓋然性がなく、現実の政治とは思えないくらいです。

残念な言い方ですが、今回の「トランプ騒動」で世界中の人が、一般の人間の常識がすべての人間の常識とは言えない...他人の善意を当たり前とは考えてはいけないんだ...ということを実感したのではないでしょうか。私もその一人です。「昨日の敵は今日の友、昨日の友は今日の敵」でもあるのです。細心の注意が必要...食料自給率の問題も、政府が積極的にしようとしている武器輸出の問題も、すべて考慮しないと足をすくわれます。私も、勉強します😉