本日は、先日「一人旅」をした奈良二泊三日の第一日目「明日香村観光」の後半のレポート。
1日目 明日香村観光と樫原神宮
2日目 豪商の街「今井町」の見学と豊臣秀長の街「大和郡山」、
奈良の新名所「ならまち」
3日目 西の京「唐招提寺」と「薬師寺」
明日香村散策、前半が終わり後半へ...
「岡寺」から、今回のハイライト「石舞台古墳」へ向かいます。
《石舞台古墳》
約1400年前の古墳時代後期の古墳で、国が特別史跡に指定しています。特に、墳丘の盛り土がなく、巨大な横穴式石室が露出している点が特徴です。巨石30個以上が積まれ、総重量は約2300トン。特に天井石は約77トンにも及び、当時の優れた土木・運搬技術がうかがえます。一辺約50メートルの規模で、周囲には幅8.4メートルの濠がある。
石室内部に入ることができ、その天井の高さと大きさを体感できます。
築造時期 6世紀後半から7世紀初頭に築造されたと推定。
埋葬者 蘇我馬子の墓とする説が有力ですが、真相は定かではありません。
伝承 狐が女性に化けて古墳の上で踊ったという伝説があります。





《橘寺》
聖徳太子生誕の地とされ、太子建立の七ヶ寺の一つに数えられる奈良県明日香村にある天台宗の寺院です。正式名称は仏頭山上宮皇院菩提寺といいます。



聖徳太子坐像:本堂(太子殿)に安置される本尊。勝鬘経を講讃する聖徳太子の姿とされる、国指定の重要文化財です。
二面石:善悪二つの顔が刻まれた石造物で、人の心の善悪を象徴しているといわれています。



塔心礎:美しい橘の形をしており、かつての大伽藍を物語る重要な史跡です。
往生院の天井画:260点もの美しい花の絵で彩られています。


「橘寺」の道をはさんだ向かい側が「川原寺跡」となります。うっかりすると、見落としてしまいそうになります。明日香では、このように柱、礎石の部分だけの跡が史跡として残っている場所が多いです。また、教科書に出てくる天皇の陵がさりげなく置かれているのが不思議です。
《川原寺跡》
かつて飛鳥時代の重要な寺院であった川原寺の史跡です。現在は弘福寺(ぐふくじ)がその法灯を受け継いでいます。斉明天皇の川原宮跡に、天智天皇が亡き母である斉明天皇の冥福を祈って建立したという説が有力です。
飛鳥五大寺の一つ 飛鳥時代における重要な五大寺の一つに数えられます。

《亀石》
長さ3.6m、幅2.1m、高さ1.8mの巨石に亀のような顔が彫られた石造物です。益田岩船や酒船石と並び、飛鳥を代表する謎の石造物として知られています。
亀石には、いくつかの伝説が残されています。
大和国水没の伝説: 元々は北を向いていた亀石が、現在は南西を向いています。亀が当麻の方向である西を向くと、大和国一帯が泥の海に沈むという恐ろしい伝説があります。
亀の祟り: 昔、日照りで沼が干上がり亀が全滅した際、その祟りとしてこの石に宿ったという話も伝わります。
よくよく見ると愛嬌がある亀ですが。

《天武天皇・持統天皇陵》
正式名称は「檜隅大内陵(ひのくまのおおうちのみささぎ)」といいます。
天武天皇は朱鳥元年(686年)に崩御、持統天皇は大宝2年(702年)に崩御しました。天武・持統天皇陵は、八角墳であるとされています。直径約50メートル、高さ約6.36メートルです。石室も八角形をしており、金銅製の蔵骨器が納められています。(外からはこんもりとした森としか見えませんが、これがあの有名な天皇の墓なのか...と思ってしまいます)もちろん、管理は宮内庁です。

その陵を回り込むように丘をくだっていくと、また新たな「石造物」があります。お互いに近くにあります。
《鬼のまないた・鬼のせっちん》道をはさんで鎮座しています。
花崗岩でできた大きな石造物です。7世紀中頃に造られた古墳の「石槨(せっかく)」と呼ばれる棺を納める部分の蓋石だと考えられています。昔、この地域に住んでいた鬼が旅人を捕まえ、「鬼の俎」で調理し、ここで用を足したと伝えられています。霧ヶ峰と呼ばれたこの周辺には鬼が住んでおり、通行人に霧を降らせ、迷ったところを捕まえて食べたという言い伝えもあります。


さらに、飛鳥駅に向かうこと10数分、最後の見どころ...
《高松塚古墳》
二段築成の円墳(下段直径23メートル、上段直径17.7メートル、高さ5メートル)で、1972年3月21日に日本で初めて極彩色の壁画が発見されたことで全国的な注目を集めました。7世紀末から8世紀初頭の築造と考えられるとのこと(藤原京期(694年 - 710年))

特別な公開日以外は公開されていなのが残念。古墳の脇には「高松塚壁画館」があり、そこで修復前・修復後の壁画、そして石棺内部が見ることができます(すべてレプリカです😅)


★東壁: 男子群像、青龍、日像 西壁: 男子群像、白虎、月像、色彩豊かな女子群像(飛鳥美人として知られる) 北壁: 玄武
近くには《文武天皇陵》《中尾山古墳》があるのですが、ここまでで断念。
橿原神宮駅のコインロッカーに預けたザックを回収しながら、「橿原神宮」にお詣りする予定だったので。
飛鳥駅から橿原神宮駅に向かいます。
《橿原神宮》
初代天皇である神武天皇と媛蹈韴五十鈴媛皇后を祀る神社です。日本のはじまりの地とされ、「日本書紀」に基づき、神武天皇が即位した橿原宮の推定地に1890年(明治23年)に創建されました。
橿原神宮は広大な敷地と厳かな雰囲気を持つ神宮で、京都御所の賢所を移築した本殿(重要文化財)など、見どころが多数あります。
私が、訪ねた時にはすでに17時過ぎ、駐車場も店じまい...ほぼ独り貸し切り状態...かえって荘厳な雰囲気の中で参拝することができました。

さすがに、第一日目はここまでで終了。
一泊目の宿泊場所、大和八木駅から徒歩3分の
『カンデオホテルズ奈良橿原』 (朝食込 12936円)へ向かいました。
ホテルのレポートは別投稿で。
二日目の観光も、興味がありましたらお付き合いください🤗