本日は、じーさんが語る『未来予想図』(米国編)。
トランプ米国大統領が、世界を舞台にして安物の劇画(コマ割の大きな、擬音語・擬態語の多いヤツ)に出てくる「悪者」のような言葉使いで国際情勢をかき回しているうちに、世界地図が変わりつつあります。
私が悲観する『未来予想図』(米国編)..
残念ながら、ロシアとウクライナの戦争は、よくて現状維持...占領されたエリアはロシアへ割譲される...で停戦。再びウクライナ領内には入らない約束をとりつければ御の字...道義的にはともかく、NATOの最大の後ろ盾となってきた鉄板の米国が、自分の戦争の取引材料にウクライナ情勢やNATO脱退のちらつかせ等で使うようになっては、そうならざるを得ないでしょう。ヨーロッパには、米国抜きでロシアと相対するほどの国力も、軍事力もありません。当然、これを教訓として世界は軍拡に走り、「核」の開発はともかく拡散される運命です。英・仏が中心となって同盟諸国に配置を進めるはずです。
米国とイランの戦争は、お互い原始人のような罵り合いを繰り返しながら、お互い「勝った、勝った」といいながら、一時停戦...ただ、お互い時間稼ぎのような気がします。昨日、パキスタン仲介による和平交渉が始まりましたが、厳しいと思います。お互い歩み寄れない項目があるだけではありません。トランプ大統領の今回の戦争の目的がコロコロと日々変わっています。両国の立ち位置というか、交渉の土台自体が明確ではないので泥沼化する可能性があります。先ほど、ニュースが入りました。合意至らず...予想されたことです。

ましてや、イスラエルの要素もあります。こんな機会はめったにないから、とにかく反勢力は叩くだけ叩いてしまえ...(イスラエルにはそれなりの理由があるのですが)、ガザ地区だけじゃない...レバノンだって...以前の中東戦争と違い、イスラエルvs「アラブ」ではなくなっています。正直、みんな疲れているんです。
『読売新聞 令和8年4/7付』

さらにホルムズ湾の「通行料」徴収に米国も参加...世も末です。「雲助」を世界の民主主義の大国である米国が率先してやろうっていうんですから。すでに「公海」の概念がなくなったも同然です。どこも始めますよ。日本海だってそうだし、東南アジア、中国あたりでも狭いところあるではないですか...北極海だって同様です。まさに現代版「海賊」国家の誕生を米国が促しているんです。
※今朝(令和8年4/13)、目が覚めたら新たなビックリニュース...イランとの交渉が決裂して、今度は米国がホルムズ湾を封鎖するとのこと...「石油が欲しければ自分でとりに来い」と豪語していた米国が、「封鎖」ですと...その上、イランに通行料を払う船については拿捕!?...正気の沙汰とは思えない言動...周囲にだれか「大人」はいないのか...と訝るのは私だけではないはず🤔


日米首脳会談の際、高市総理が「世界の繁栄と平和をもたらすのはドナルドしかいない」と発言しておりましたが、その通りです。トランプ大統領が国際舞台から消えることで「繁栄と平和」のスタート地点に立てるような気がします。彼にしかできないことです。それにしても、これでもって「ノーベル平和賞」が欲しい...理解不能です。
この後どうなるんでしょう...トランプ大統領の最大の弱みは、「銭っこ」、いわゆる「損すること」です。そして「支持率の低下」です。最初に始めた「相互関税」も連邦最高裁の裁決をうけ、各国からの還付金の受付も始まります。当然、損します。「くたびれ儲け」です。支持率だって、「金が入るから...」と支持していた人間が支えてきたわけですから、イラン攻撃で結局経済も低迷、インフレ上昇、給料は上がらない、ガソリンは2倍...支持率は確実に下がると思います。これを武器に多くの中堅国が手を結ぶことができないのでしょうか。米国は以前から他の国で内部に入り込み政権転覆を狙うような非合法活動もやっていたではないですか。何か手立ては?じーさんが考えることでもないか😓
もしからしたら、トランプ大統領は、すべて放り出して、キューバ...?もういい加減にしてほしい。
トランプ大統領も年です。しばらくしたら、罷免されなくても国際舞台から消えていきます。残ったもの....単に「カオス」です。ブッシュ大統領がイラクを攻撃し、フセイン政権を打倒したあと中東は混乱の渦に入り多くの人が死にました。今回は、トランプ大統領が、相互関税、ウクライナ戦争、イランとさらに大きなな舞台で「カオス」を作り出しました。それも出口の見えない「カオス」です。世界が、トランプ大統領一人のためにまさに「絶望の淵」に立たされています。
一方、米国自体はどうでしょう。トランプ大統領がはMAGA(Make America Great Again)を掲げ、第二次政権を始めましたが、この混乱のあと国際舞台で米国がGreatと呼ばれることは二度とありません。断言します。もう米国を「親分」と仰ぐ国は世界のどこにもありません。どの国も信頼してくれません。信用もしません。もしかしたら、世界で一番孤独な国になってしまったような気がします。最近では、ロシアや中国の方がまともに見えることがあります。恐ろしいことです。
半世紀前の小中学校の社会の授業ではアメリカ合衆国は「人種のるつぼ」として地球的規模の人工的に形成した民主主義の最大の実験、と教わりました。でも、あのギリシアの哲学者、ソクラテスが言った「衆愚政治」の危険を結局は回避できなかった...ということです。最大の実験は失敗におわりました。
人間、何千年経っても変わらないのですね😨
次は『未来予想図』(台湾有事編)です。また、暗いです🥺