おじさんの戯言 猫付き

英語好き、猫好きのおじさんの戯言

書店に行こう📚

本日は「書店」についてのお話。

 街から次々と書店が姿を消している、という記事を時々見かけます。

 日本ではこの10年で書店数が大きく減り、2014年約1万4,658店から2024年には約1万417店へと4割以上が閉店、地方では「無書店自治体」が約3割に達しています。一方、生き残り戦略として、文具・雑貨・カフェ併設など「滞在型」「目的地化」への転換が広がっています。モノを食いながら本など読むな!と言われた「じーさん」世代からすると、書店に併設されているカフェに書店の本を持ち込んで読む...信じられない光景ですが...生き残り戦術の一つですね。
 ただ、書籍も「デジタル」で読める時代、さらに購入もオンラインで済ますことのできる時代、「書店」の存在も厳しいと思います。

 が、そんな時代だからこそ、「書店」の意義は大きいと思います。今、個人の知識や教養のカテゴリーがどんどん狭くなってきているような気がします。ネットだろうと、SNSだろうと、アルゴリズム操作で一定の好みの方に誘導するようにできています。ある意味で、煮詰まっていくのです。それはそれで意義のあることだとは思いますが、いつも何か同じ方向を向いて歩いていくことは正しいとはかぎりません。人間には「寄り道」も必要だと思うのです。時にはリラックスして、あてもなく、散歩して周囲の風景や、違った環境に触れることも重要なことだと思います。その「発見」や「出会い」は思わぬところで見つかるものです。その人のバイオリズムや置かれいる状況...同じ景色を見ていても同じモノに心が動かされるわけではないのです。その偶然性はまさに「一期一会」の奇跡の瞬間です。そんな散歩の場所に私は「書店」をお勧めしたいです。奇跡の瞬間が通常の散歩より数十倍の確率で巡ってきます。だまされたつもりで、一回りしてください。どっかしらで気になる本が手招きしています。最近では書店の店員さんの「お薦めコーナー」みたいな棚が設置されていて、その本の選択を見ただけでも、その店員さんに会ったような錯覚におちいったりします。言葉を交わさなくても心が通った気がします。自分の専門以外の本にも結構惹かれるものです。それがきっかけで、始めた趣味も実際あります。

 何に出会えるかわからない...私は「書店」はそんな楽しみを与えてくれるアドベンチャーワールドだと思っています。

 もう立派な「高齢者」...終活をして家にある書籍もどんどん整理していかなくてはいけないのに、整理するより、持ち込む本の数が多いです。しかも、書棚を眺めながら、同じ本を購入したのを発見した時の情けなさ...

 特に、若い人ほど「寄り道」は必要です。「じーさん」が言うのですから、間違いありません🥸