本日は、先日見た映画のお話。
誰しも、定年を迎えます。定年した(または一線を退いた)男性が妻から「濡れ落ち葉」と呼ばれるようになって久しいです。定年退職後などに、どこへ行くにも妻にぴったり付きまとって離れない夫、靴や服に濡れた落ち葉がいつまでもまとわりつく様子からの連想でそう呼ばれています。
よくテレビドラマでもその悲哀が話題になったりしています。
先日見た映画もその一つです。
『終わった人』

監督 中田秀夫
脚本 根本ノンジ
原作 内館牧子
<キャスト>
田代壮介:舘ひろし(学生時代:岩永ジョーイ[11][12])
主人公 定年を迎えた一時はエリートと目された会社員」
田代千草:黒木瞳
壮介の妻、美容師として壮介をバックアップしている
浜田久里:広末涼子
壮介が恋心をいだく、専門学校の受付
《あらすじ》ネタバレなし😉
一流企業のエリート街道を歩んでいた田代壮介(舘ひろし)は、出世コースから外れ、子会社に出向させられたまま、定年の日を迎えてしまう。まさに「定年は事前葬」...持て余す時間を公園、図書館、スポーツジムなどですごす。老人ばかり...美容師として忙しく働く妻・千草(黒木瞳)にも、あいそをつかされる。その後、一念発起して大学院進学を目指すも、年甲斐もなく若い女性に恋してみたり、会社経営者のポストが転がり込んだり...ストーリーは次から次へと展開していきます。
ストーリー自体は「うそ~」ということばかりで蓋然性に乏しいとは思いますが、「濡れ落ち葉」の悲哀は十分表現されています。思わず、頷いてしまう「じーさん」の私は恥ずかしい...でも、人間そんなもんだよな...多かれ少なかれ、同じような経験をしているんだな...と変に納得し、慰められていしまう、そんな映画です。心にグサッと(感動するという意味ではありません)ささる言葉もありますが、それだけに、引き込まれます。
定年された方、一度は見ると心が和みます😅