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英語好き、猫好きのおじさんの戯言

大河ドラマ主人公「小栗上野介忠順(ただまさ)」を知っていますか?「逆賊」?😥

本日は、2027年の大河ドラマの主人公「小栗上野介忠順(ただまさ)」のお話。

 私の地元は横須賀です。昔から軍港...「自衛隊」に対しては免疫ができています。つまり、「自衛隊」=「軍隊」=「平和を乱すもの」の公式はあまりに自衛隊が可哀そうです。「自衛隊」を肯定すると、まるで軍国主義者のように言う人がいますが、それは違います。外からの攻撃をまず、前線で受け止めるのは「自衛隊」なんです。それだけは、わかってあげてください。

 おっと、小栗上野介忠順についてでしたね。実は、彼こそ横須賀を軍港の街として発展させた政治家なのです。

 小栗上野介忠順は、江戸幕府末期の幕臣で、財政・外交・軍事を担当した重臣です。遣米使節としてアメリカに渡り、そこで得た知識をもとに「日本の近代化のレールを敷いた」いわゆる現代でいう官僚でした横須賀製鉄所・造船所の建設を主導し、近代的な軍港の基盤を作り、兵庫商社という日本初とされる株式会社の設立に関わりました。近代的な軍隊制度や大砲製造、郵便や鉄道、新聞発行などの必要性を早くから提案しまし、「明治政府が後にやった近代化政策を、幕府時代に先取りしていた」と言われています。。「明治の父」とさえ言われることさえあります。新政府にとっては、「幕府=古くて無能」「明治政府=近代化の担い手」という物語を作る上で、小栗の存在は邪魔でした。それ故に「消された」とも考えられるのです。1868年、新政府軍に捕らえられ、「本当に反乱を計画していた」「武器を集めていた」という理由で正式な大規模裁判もないまま、「蜂起」の具体的確認もされないまま斬首されるのです。つまり、「逆賊」として処刑されたままです。

 当然、靖国神社には祀られていません。1868年の明治維新直後に新政府軍によって処刑された人物であり、明治政府側から見れば「旧幕府側」の人間だったためです。靖国神社はもともと1869年に「東京招魂社」として創建され、基本的には明治新政府(官軍)のために命を落とした人々を祀る施設として始まりました。そのため、戊辰戦争で新政府に敵対した側の人物は原則として合祀されませんでした。例えば、西郷隆盛や会津藩の白虎隊も靖国神社には祀られていません。

 今までの歴史観の流れも関係してか、横須賀でも小栗上野介忠順はマイナーな存在です。横須賀製鉄所・造船所があった場所も建設に協力したフランス人技師「フランソワ・レオンス・ヴェルニー」の名前を冠した「ヴェルニー公園」となっています。※ただ、小栗上野介忠順の出身地の「倉渕村」とは横須賀市は姉妹都市です。

 「逆賊の幕臣」としてNHKが大河ドラマとして取り上げたことは、ある意味では、今までの日本の歴史観の大きな転換と思われます。6/6にポストした「為政者」による歴史の歪曲に関係するのかもしれません。

  でも、今回の大河ドラマで、少しは「留飲が下がる」のではないかと期待します。

 また、「ヴェルニー公園」には「ヴェルニー記念館」(やなり「小栗」ではない)があり、当時の横須賀製鉄所で使っていた3トンと0.5トンのスチームハンマーなどが展示されています。

「ヴェルニー公園」内の小栗広場の正面には米軍施設が、左手には海上自衛隊「横須賀地方総監部」があります。

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f:id:cholari:20260603122911j:image JR横須賀駅に隣接する、「ヴェルニー公園」の中ほどに、小栗広場なる場所があり「小栗上野介忠順」と「ヴェルニー」の胸像が並んで設置されています。「横須賀カレーフェスティバル」の時など、テントの裏手でほとんど振り替えられることなく横須賀港を眺めて佇んでいます。テントの後ろに埋もれながら何を思っているのでしょうか。

f:id:cholari:20260603122905j:imagef:id:cholari:20260603122904j:image「ヴェルニー公園」はJR横須賀駅と京浜急行汐入駅の間にあります。また、徒歩5分のところには「ドブ板通り」が徒歩15~20で日本海大海戦で活躍した「記念艦 三笠」もあります。横須賀にお立ち寄りの際は是非、訪れてみてください😉