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60代からの「一人旅」🚈奈良二泊三日の旅⑥西の京~唐招提寺・薬師寺(Ⅰ)~

本日は、先日「一人旅」をした奈良二泊三日のレポート。

本日は、いよいよ奈良二泊三日の旅も最終日。西の京「唐招提寺・薬師寺」の「唐招提寺」のレポート。

 1日目 明日香村観光と樫原神宮

    2日目 豪商の街「今井町」の見学と豊臣秀長の街「大和郡山」、

     奈良の新名所「ならまち」

 3日目 西の京「唐招提寺」と「薬師寺」

 JR「奈良駅」の横にある『吉野桜の湯 御宿 野乃奈良』から近鉄「奈良駅」まで歩いて10分程度...帰りの新幹線を考えると近鉄「奈良駅」のコインロッカーにザックを預けて近鉄線で「西の京」の向かう方が都合がいい...てなわけで徒歩で近鉄「奈良駅」に向かいます。さすが、奈良。途中にも天皇陵があるんです。さりげなく。宮内庁管轄の天皇陵の形はすべて共通ですね。

《開化天皇陵》

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 開化天皇はいわゆる「欠史八代」と呼ばれる第2代〜第9代天皇の最後にあたり、記録が乏しく実在性がはっきりしない天皇とされています。父は第8代孝元天皇とされ、奈良時代に編まれた史書ではそのように系譜づけられています。孝元天皇陵は、明日香散策のⅠで、橿原神宮駅が出たところにありましたよね。

(前の投稿でポストした画像)《孝元天皇陵》

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 近鉄「奈良駅」から「西の京駅」に向かいます。ただ、薬師寺は拝観時間が9:00~、唐招提寺は8:30~ということが判明し、前の「尼ヶ辻駅」で下車し、《垂仁天皇陵》➡《唐招提寺》➡《薬師寺》の順で行くことに決定。

《垂仁天皇陵》

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 駅から徒歩10分くらいのところにあります。天皇陵の濠には羽虫がブンブン...結構たまりません。

 垂仁天皇は日本神話と初期ヤマト王権をつなぐ重要な人物として語られます。『古事記』『日本書紀』に登場する第11代天皇とされる人物で、崇神天皇の皇子と伝えられています。記紀の編年では紀元前1世紀ごろに生まれ、在位は紀元前29年ごろから西暦70年ごろとされますが、これはあくまで伝承上の年代であり、実在性や年代については現在の歴史学では慎重に検討されています。皇女の倭姫命に天照大神の「御杖代」としての役割を託し、各地を巡らせて最終的に伊勢の地に天照大神を祀らせた、という伝承があります。これが現在の伊勢神宮創建の起源伝承とされています。また、濠に浮かぶ小島は、田道間守の墓と言われています。

田道間守の伝説

『古事記』『日本書紀』などでは、垂仁天皇に仕えた田道間守が、常世の国にあるという不老長寿の果実「非時香菓〈ときじくのかぐのこのみ〉」を探す命令を受け、海のかなたへ旅立ったとされています。長い年月ののち果実を持ち帰りますが、そのときにはすでに垂仁天皇は崩御しており、田道間守はその実を御陵に捧げ、悲しみのあまり亡くなったと伝えられます。この「非時香菓」が後に橘、つまり今のミカンの祖先にあたる柑橘と結びつけられ、お菓子や果物の神様として信仰されるようになりました。

濠に浮かぶ田道間守の墓(陵の前に浮かぶヤツ)

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 ここから徒歩10分程度で《薬師寺》に到着します。京都・奈良中心部はインバウンドで大変な混雑ですが、奈良も西の京までくると静か...ましてや開門直後とあってほぼ独り貸し切り状態。国宝の仏像もじっくり拝むことができました。

《唐招提寺》

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 律宗の総本山で、唐から日本に来た鑑真和上が開いたお寺です。南都六宗の一つである律宗の中心寺院で、世界遺産「古都奈良の文化財」にも含まれています。

 開基は仏教者に戒律を授ける「導師」「伝戒の師」として日本に招請された鑑真。度重なる苦難を乗り越え、来日。その時はすでに失明していたといいます。天平勝宝6年(754年)4月、東大寺大仏殿前で、聖武太上天皇、光明皇太后、孝謙天皇らに菩薩戒を授け、沙弥、僧に具足戒を授けた。その後、天平宝字3年(759年)に今の唐招提寺の地を与えられた、と言われています。※井上靖の『天平の甍』でも描かれて有名になりました。

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山門をくぐると本堂(金堂)がド~ンと見えます。

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まさに、「天平の甍」です。中には、国宝の盧舎那仏坐像,薬師如来立像, 千手観音立像, 四天王立像, 梵天・帝釈天立像が安置されており見るものを圧倒します。開門直後ということもあり、本当に「一人貸し切り」状態で静かな気持ちで仏様にご挨拶できました。

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 また、境内の半分以上の建物も「国宝」の指定をされており、当時の雰囲気を味わうことができます。

「講堂」

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「経蔵」

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「宝蔵」

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一番奥に行くと、「鑑真和上」のお墓があります。

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 弟子の誰も、来日を希望しない...自ら志願し来日した鑑真和上..そして盲目になりながら果たした大役...安らかに眠られていることと思います。

 春の日差しの中、のんびりと「天平」の空気を味わった90分でした。

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「御影堂」

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「開山堂」中には御開帳までの「身代わり和上」が鎮座しています。

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「礼堂」

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「戒壇」

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 奈良観光のゴールデンルートである東大寺周辺も観光するには最高ですが、「西の京」も落ち着ていて訪問する価値があると思います。

 ここから歩いて10分程度、最後の訪問地「薬師寺」に向かいます。奈良二泊三日の旅のレポートも最後になります。どうぞ、最後までお付き合い願えたら幸いです😉