本日は以前に訪問したカンボジアでの「事件」のお話。
チョラリ(我が家の愛猫ー以前のブログでかわいい姿みてやってください)が家族になる前は、よく夫婦で海外にも出かけました。その時の旅程は「カンボジア(アンコールワット)」から「ベトナム」を周遊するというもの。カミさんが訪問を熱望していた「アンコールワット」へ向かう途中で「事件」は起きました。
アンコールワットのあるカンボジアのシェムリアップという都市へはベトナム経由で乗り継ぎになります。「事件」はその時起きました。入国審査があります。カンボジア側の係官は軍服を着ていて物々しい雰囲気です。パスポートは命の次に大切なもの、と言われ続けていたので私がカミさんのパスポートも腹巻(型のベルト)に保管しておりました。直前にカミさんに渡し、入国審査に臨みました。カミさんの入国審査は物々しい雰囲気の割には簡単に済み、「向こう側」で私を待ちます。私の番です。私もスッと通ろうとしましたが、ラップトップの画面を見て動きが止まっているのです。えっ?何が起こっているの?係官は眉間にしわをよせ画面をじっと見ています。突然顔をあげ、私の顔を食い入るように見ます。また画面に視線を戻し凝視しています。私は、顔がモニターにはっきり映っていないのだろうと思い、ラップトップの上についているカメラに顔を近づけると、係官から「離れろ」の合図。それから、名前や性別、出身国、職業などいかにも入国審査で聞かれることが質問されます。ほとんど日本人観光客はフリーパスであることが多いので久しぶりに審査らしい審査です。カミさんは何をもたついているんだという表情です。ただ、そのうち軍服姿の他の係官もやってきて、3~4人の軍服がラップトップの画面を見始め指をさしたりし始めました。カミさんはようやく事態に気づき怪訝な顔に。当人の私はさすがに汗をかき始めました。係官がパスポートを手にして「これは本当にお前か?」と英語で言うので、そうだ私は〇〇だ、とスペルアウトまでしたりして。「このパスポートをよく見てみろ!」と手元に戻されたパスポートを見て、ビックリそこに映っていた顔はなんとカミさんの顔!先に行ったカミさんは私のパスポートで通過していったのです...カミさんに手で「こっちへ来てくれ」と合図、全然事情の呑み込めないカミさんはさらに不安そうに近づいてきて「何?」、もうさきほどの「自分のパスポート」は鞄にしまってあったので取り出すと、案の定私のパスポート。うそだろう?それにしてもわかりそうなものなのに...女装?男装?ありえないっしょ...係官は2つのパスポートを見比べてニヤリ、「これはお前によく似ている」...そりゃそうだろう。本人なのだから。やっと無事に通過できました。終わってみれば笑い話で済むのですが...結構血圧が上がりました。
ただ、そこで終わらないのが「おじさん」の旅、アンコールワット見物を堪能してホテルに戻ってくると、旅行代理店のカンボジア人ガイドから連絡が入り、預かっている帰りの航空券の半券が「もぎられて」使用済みになっているとのこと。え~っ!知らない、知らない、何のこと?失くすと困ると、ガイドが預かっていた航空券なので本当にわからないのです。「パスポート事件」の話をすると、もしかしたらその時うっかり係官の方でミスしたのかもしれない...旅行代理店の方で確認したところ、「パスポート事件」の場所から出てきたとの情報!無事に帰途につくこともできました。
ハラハラ、ドキドキ、普段の倍以上のアドレナリンが出た旅でした。
ちゃんちゃん😁
