こちらの方面に旅行する際、お役にたてる情報があれば、と思います。今回は、雪景色を楽しむことができました。
●予算の都合上、日・月・火の3日間にしました。旅程は次の通りです。
1日目 東京朝9:00ごろ発 高速バス お昼ごろ 伊香保温泉着
(伊香保温泉 石段街を中心に観光)
2日目 伊香保温泉からJR渋川経由で長野原草津口、バスで草津温泉 11:00ごろ着
(湯畑を中心に草津温泉観光)
※長野原草津口での草津温泉行のバスは、列車に接続するように発車するので心配しないでください。
3日目 草津温泉10:00ごろ発 高速バス 14:00ごろ 新宿バスタ着
※高速バスについては事前に座席指定ができます。一人旅なら「1B」席がお薦めです。隣は「空き」となっており(1Aの座席指定は元々ない)、ゆったりと座ることができます。バスにトイレはついていますし、WiFiも使用可能です。途中、「上里SA」で20分ほどの休憩が入ります。往復とも条件は変わりません。
2日目「伊香保」~「草津」まで高速バスに「空席」があるときのみ乗車ができますが、当日までわからないとのこと。ホテルの人によると、平日一人なら「空席」あると思うけど...ということでした。(保証はされていません)
<伊香保Now>
伊香保は『石段街』が観光スポットとして紹介されることが多い場所です。365段の階段をゴールの『伊香保神社(縁結び・安産)』まで登ることになりますが階段の段差もそれほどなく片道20分程度ですので、私のような高齢者でも平気です。階段幅は上に行くにしたがって狭くなっていきます。両側は、飲食店、民芸雑貨の店、射的やスマートボールのような遊技場、日帰り温泉などがびっしり...そぞろ歩きには最適です。同じようなお店が多すぎとは思いますが。温泉饅頭などの個売りはしていますが、なかなか人気で、温泉饅頭発祥といわれている『勝月堂』では2時過ぎには売り切れで店を閉めていました。客層としては、やはりインバウンド客が目立ちます。あと案外、若い人たち(高校生~大学生)のグループが結構いて今の若者はこういった温泉街って好きなのかなと思いました。懐かしい射的などに興じる若者を見ると、Z世代などと言われる彼らも本質的な「おもしろい」は変わらないなと思いました。伊香保温泉は長篠の戦いで敗れた武田勝頼(信玄の息子)が真田昌幸(幸村の父)に命じて掘らせた温泉で、鉄分を含んだ黄金の湯が元となっていて、川がお湯で黄金色をしています。飲用できる伊香保温泉ですが、想像通り「鉄(錆?)臭いです」。『伊香保神社』の先をさらに進むと、紅葉で有名な『河鹿橋』を経て『伊香保温泉飲泉所』~『伊香保温泉露天風呂』になります。露天風呂は有料です。




この他にも、『伊香保関所』や『ハワイ王国公使別館』など、見どころはちょこちょこあります。石段街の食べ歩きなどに人が集まり、他の見どころはすいていてかえって穴場です。食事入れて2時間半くらいで平気かな?
<草津温泉Now>
伊香保が石段なら草津は『湯畑』ですね。『湯畑』から放射線状に小さな路地があり、お土産屋さんや食べ物やさんが並びます。食べ歩きを楽しむなら、こちらの方が伊香保温泉より、店も多くメニューが豊富な印象です。客層は伊香保と同様です。伊香保の石段街の食べ歩きと対をなすのが、『西の河原通り』です。両側にやはり同様に食べ歩きや名物の蕎麦屋などが軒を連ねます。最後は『西の河原公園の露天風呂』あたりになります。『西の河原』は、まさに温泉の川で、暖かいです。ビックリしたのは、中国の方でしょうか靴を脱いで川の中をジャブジャブと奥に向かって歩いていました。あまり、日本では見かけない風景でした。あと時代を感じたのは、一番奥の『露天風呂』の受付でした。当然、手ぶらでも楽しめるようにタオルは販売しています。ただ、『バスタオル』まで販売しているのです。ここにきて、バスタオルなんて買う人間なんていないだろ(邪魔になりますし、高い!)と思っていたら、高校生くらいの子が買ってました。きっとバスタオルでふかないと嫌な世代なんですね。時代は変わったな。草津温泉には由緒ある神社やお寺がありますが、ここも食事を入れても2時間半ですかね。
※どちらの温泉街も雰囲気だけ味わうなら、もっと短時間で回れます。旅行会社のツアーだと一泊二日で両温泉を回っていますから。今回は冬の旅で高速バスで回りましたが、雪の心配がなければ、レンタカーを借りて白根山や榛名湖、水沢観音辺りと組み合わせればもっと観光が楽しめると思います。





今回は、温泉地ということもあり、2泊ともビジネスホテルではなく旅館にしました。その様子は、以前のブログをみていただけたらと思います。
次に一人旅に出るころは、春の足音が聞こえるころかもしれません😎