本日は「テーブルマナー」について
先日、「ヤフコメ」で話題になった「テーブルマナー」についての記事から。


よく話に出ますね。食事の際、皿に残ったソースをパンで拭って食べるヤツ...ソースは料理の命なので最後まで、つまり最後にパンで拭って食べるのがグルマンの証だ..なんてあります。それが、シェフへの敬意になるなんてのも聞きます。確かに、個人的には最後まで味わいたいな...と感じますが、やはり周囲の目が気になりますよね。外国へ行って、周囲から「東洋の猿の田舎者め...」なんて思われたくない...
でも、よく調べてみると英国、フランス、イタリア...みんな違う...パンで拭っても構わないが、小さく千切って拭うこと、また国によってはさらに千切ったパンを手づかみではなくフォーク(それも必ず左手で)を使うとか...料理自体ではなく、英国のように階級(いまでも上流・中流・労働者階級の見えない壁がある、と言われています)でも違う..ホテルのランクによっても違う...利用するレストランが高級市街地か、リゾートか、にもよる。同じ国でも、どの地区にあるのかでも違うのです。そう考えるとテーブルマナーは「流儀」?とも思ってしまいます。
これは「ソース」だけの問題ではないんです。「テーブルマナー」の一側面にすぎません。でしょ?「品」で言えば、逆の違和感も感じることがあります。英国のフィッシュアンドチップスなんてロンドンではナイフとフォークで食べるのを見かけたりしますが、あれってどうよ、なんて思ったりします。やはり、新聞紙を丸めたやつに塩とビネガーかけて、ベタベタでたべるのが「流儀」では?
さらにすすめると、今話題になっているのはあくまでヨーロッパ文化圏であってアジア圏の話ではない。ある国では手で直接食べないとマナー違反になったりするわけですから。
新婚旅行(数十年前)でフィレンツェの★付きホテルに宿泊したことがありますが、カミさんがステーキを最初に切り分けて食べようとしたとき、係の紳士がきて親切に「ご婦人」はそのように「最初に切り分ける」のは無作法だと教えてくれました。そのアドバイスの仕方がスマートで感心したものです。きっと気がつかない内に「無作法」をしているのかもしれませんね。
日本国内だって「ソース」ではありませんが実は見えない「マナー」に同様に苦労するんですよ。それなりのモノを食べる時には...寿司を食べるときには、「玉」(卵)から?醤油にワサビは溶かさない...寿司ごと醤油につけない...トロを食べたあとは口直しに「ガリ」?日本蕎麦を食べる時には「タレ」にどっぷりつけない...つけるのは蕎麦の3割くらい下...こんな話耳にしませんか?庶民派の関西のお好み焼き(鉄板焼き?)の際に、店の人がテキパキと作業を進めてくれたりするでしょ?自分でしないのが「マナー」?串揚げは二度つけ禁止...
また、「無作法」が国際的に認知されることも。よく評判になる日本人の麺類を食べるときの「すする」動作がありますが、「すする」のは国際的にも認知?されて「すする」方が「通」と認識されています。外国人の中には「すする」のを練習している人さえいます。逆に同じ麺類でもパスタはツルツルと「すする」のは無作法...フォークに絡めて食べる...のがマナー、日本人、外国人ともに苦労します。私はスパゲッティをフォールに絡めて音を立てずにたべると、なぜか美味しさが半減するような気がして🙄
結局、無作法かどうかはそのローカルな習慣によるのです。英語にもあります。"In Rome, do as the Romans do."『郷に入っては郷に従え』ですね。
堅苦しい感じがしますが、それも文化の違い...楽しみましょ。それがめんどくさいなら、ファーストフードですね。あと、一見して、マナーなんて関係ない...そんな感じの店を選ぶしかありません。
私からすると外国へ行って恥をかかないためにはドレス・コードに一応気をつかった方がいいと思います。★付きレストランにTシャツ、短パン、サンダルはありえません。私たちがパリで★付きのレストランを利用した際、とある日本人の親子が、そんな感じで利用していましたが、その隣のテーブルは着飾ったアメリカ人...明らかにその親子は「浮いて」いました。リゾートでは案外と緩いですが、それでも「襟付き」は最低限度のマナー。ですから私は最初から★付きのレストランを利用するつもりがなくても襟付きのポロシャツ、普通のベルトのスラックスだけは用意してあります。
風俗、文化は人それぞれ、ただ「マナー」は人を不快にさせないためにあるもので、「俺はそう思わない」といって意地を張るものではないと思っています。
In Rome, do as the Romans do!の精神で料理を楽しみましょ!

外国人が、日本蕎麦の食べ方をマスターしようとした様子をみると、あーだの、こーだのと言わずに実践するのもいいと感じます。
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