おじさんの戯言 猫付き

英語好き、猫好きのおじさんの戯言

教育

教員の働き方改革🗃

今日は教員の働き方改革のお話。 昨今、教職の人気のなさが話題になっています。教員採用試験の倍率が2倍をきるなんてこともあるとか。そのため、待遇の改善が国レベルで協議されています。良いことです。できたら、私の現役時代に始めてほしかった このお…

理想の授業(故 高島誠先生によせて)🧔

本日は、私が理想の授業の実践者と尊敬している高島誠先生のお話。 教職について40数年。自分なりの理想の授業を頭に描き過ごしてきました。その中で私が目標としている先生がいます。高島誠先生です。 私は渋谷にある大学に通っていました。地元から往復5…

「共通テスト」と英語読解力📚

本日はいよいよ近づいてきた「共通テスト」のお話。 今回は「共通テスト」の英語を通して、英語の「読解力」についてお話をしたいと思います。現在実施されている「共通テスト」の英文は基礎力を測るにはよく練られていると思います。中途半端な発音や文法問…

授業における「主体的・対話的学び」とは?🔬

本日は、授業における「主体的・対話的学び」についてのお話。 ざっくりとしては生徒が課題を自ら発見し、解決方法を考え、さらには自分の考えを皆で持ち寄り、さらに高見のよりよい解決方法を生み出していく...そんなイメージだと思います。実際の授業では…

道徳欠落症候群🏫

本日は「道徳(しつけ)」のお話。 皆さんは、レストランで走り回る子供にイラってすることありませんか?しかもその親は友達との話に夢中なのかほとんど知らん顔...他の客が注意するといかにも理解がない大人たちだ、と言わんばかりの不満顔。しかも、それ…

「予備校」信仰(2):予備校は不要?(英語編)📈

本日は、「予備校」と「学校」のお話の2回目。 今日は、(利用するとしたら)「予備校」の効果的な利用法をお話します。 そもそも「予備校」に行かなくて平気か?ということですが、一言でいえば「行かなくても大学は合格できる」が結論です。以前の教え子…

「予備校」信仰(1):学校と何が違う(英語編)📈

本日は、「予備校」と「学校」のお話。 受験本番を控え、多くの生徒が予備校に通っています。授業中に予備校のテキストで内職をしていて注意することもあります。「予備校で学習する英語は大学受験に出る」、「学校で習う英語は役に立たない」と思うのでしょ…

Kさんについて(3)最終回

「Kさんについて」の3回目です。このエピソードの今回が最終回です。 雨の日も、風の日も、嵐の日でも、まさに雪の日も、Kさんは職員室に通い続けます。そんなKさんにも変化が見え始めます。授業が理解できるようになったというのです。担当の先生からも、…

Kさんについて(1)

本日は教え子「Kさん」のお話。その第1回。 Kさんは高校1年生で英語を教えました。週4単位(50分授業、週4回という意味です)の授業です。ただ英語が不得意でした。決して授業中不真面目な態度をとったりするような生徒ではありません。むしろ説明をする…

「使える英語」を身に付けるための英語教育(5)最終回

前回ブログ、「使える英語」を身に付けるための英語教育(4)の続きです。 長くお付き合いいただいたこのシリーズも今回が最終回になります。 それでは、小学校・中学校・高校、各段階での必修項目についてお話します。 どの段階でも項目ごとの完全な理解と…

「使える英語」を身に付けるための英語教育(4)

前回ブログ、「使える英語」を身に付けるための英語教育(3)の続きです。 高校での英語になります。中学での英語の「土台」ができている生徒はあとは、その土台にコンクリートを流し込むように、知識を積み上げていくだけです。例えば、「不定詞」の項目を…

「使える英語」を身に付けるための英語教育(3)

前回ブログ、「使える英語」を身に付けるための英語教育(2)の続きです。 それでは中学校の英語教材はどうでしょう。数十年昔に英語を習った人たちは今の中学校1年生の教材を見てきっと驚かれると思います。私は今でも、中学1年生の英語の教科書のレッス…

「使える英語」を身に付けるための英語教育(2)

前回ブログ、「使える英語」を身に付けるための英語教育(1)の続きです。 まずは「使える英語」の定義ですが、皆さんどう思われますか?「使える」とはどこまでを指すのでしょう。我が国が求めている「使える」というの最終的には英語で他国の人と意見を交…

「使える英語」を身に付けるための英語教育(1)

今日から連続で「英語教育」のお話。今日はその(1)です。 ここ10年くらいからですかね、小学校での英語教育が本格化したのは。小学校の先生の中には、英語が導入されると聞いて退職も考える先生もいるようです。当然です。専門的知識も持つことなく一番大…

感想: スピークアプリの英語学習体験(Ⅰ)

先日ご紹介したAI会話アプリ「スピーク」の使用開始後の感想を書きます。 まずは、使い始めて20日経っての感想。 最初の感想「よくできています」です。 デジタル世代用のアプリなので、我々の世代の「取説」はありません(あるのかな?)ソフトを立ち上げて…

英語学習体験記:セブ島語学研修の一週間

今日も、英語ネタになりますが、よく「セブ島語学研修」なんてのを耳にしたりしませんか?だいぶ前になりますが、お試しで1週間ほど体験したことがありますのでその時のお話をします。実際どうなんだろうか?と思っている人も多いはず、参考にしていただけ…

備長炭と教員:メビウスの輪の中で巡る日々

現在、定年退職後、非常勤講師(英語)としていまだに教壇にたっています。教職とは不思議な職業で生徒が高校入学後3年経つと卒業していく一方で、教員は3年が終わるとまた1年に戻り同じサイクルで働き続けます。まるでメビウスの輪をひたすら忙しく走り…

コロナ禍と教育のデジタル化

みなさん、コロカ禍いかがお過ごしですか?5/16の東京のコロナ新規感染者が542人と出ております。何とか早く終息してもらいたいものです。 私は現在、定年退職後も講師として高校で英語を教えていますが、学校でも大変です。マスクは生徒、教師とも必須で、…

はてなblogに登録して早3年…放置プレイをしておりました 英語教師で40年弱、定年退職をしてブログでもと考えているうちに3年…時代の中心はいつの間にか動画You-tubeに、しかもYou-tuberなる職業まで登場…遅まきながら自分の経験や我が飼い猫のCholari(チョ…